海老沢勝二JGTO会長“JGTO再生元年”とする2期目へ

ParOn.(パーオン) / 2014年3月6日 21時51分

2期目に入った海老沢勝二会長。2年目のジャパンゴルフツアー選手会池田勇太会長とともに、“JGTO再生元年”を誓った

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)は、3月6日に都内のホテルで定例社員総会を行った。総会では、理事の任期満了に伴う改選も行われ、海老沢勝二会長の続投(2期目、1期2年)も決定した。

「皆さんの推挙で、2期目を迎えることになりました。新任5人と、理事も入れ替わり、事務局も組織変更をしました。新しい陣容で、今年を“JGTO再生元年”と位置づけて運用していきます。時代も大きな変化の時期にあり、さまざまな分野でやり方を考えていかないといけません。特に、私たちはプロの集団ですから、人材育成についてさらに力を入れていきます。そして、選手たちの品格、マナー、エチケットを向上させ、存在感を示していきたいと思います」(海老沢会長)

 また、チャレンジツアーの新規試合も発表。2月発表時点から4試合増えて、現時点で15試合となった。
 また、総会ではトーナメント規定の改正も承認された。改正のポイントは、新設された“複数年出場資格保持者の義務試合数について”だ。

○賞金ランキング1位(翌年から5年間)
○日本ゴルフツアー選手権、日本オープンゴルフ選手権、日本プロゴルフ選手権の優勝者(翌年から5年)
○ワールドカップの日本代表出場者(出場したその年と翌年から2年間)
○ゴルフ日本シリーズ優勝者(翌年から3年間)

 上記の項目による出場資格でトーナメントに出場するためには、5試合以上(国内トーナメントに限る)に出場しなくてはならないというもの。5試合に達しなければ、翌年1年間は、上記出場資格は停止させられる。つまり、上記資格保持者は、翌年も同資格にて出場したいのであれば、5試合以上出場しなければならない。

「これまで、(上記の)複数年出場資格保持者については、義務試合数はありませんでした。例えば、2013年賞金王(賞金ランキング1位)の松山英樹選手が、仮に今季2014年に日本ツアー出場試合ゼロとなると、2015年に“賞金ランキング1位”の出場資格は停止されます」(山中博史理事)

 出場義務試合数関連で、もう一つ新設された規定が、米ツアー、欧州ツアーのツアーメンバー資格取得者の出場義務試合数5試合以上(国内トーナメントに限る)だ。

「海外ツアーでプレーする選手に、行きっぱなしではなく最低5試合は日本ツアーに出場して、日本のファンにプレーを見せてください、という規定です。ただ、JGTOとしては、海外にどんどん出ることはサポートしていきたいので、たとえ5試合に達せずとも理由を精査して、懲戒・制裁委員会で審議して最終的な決定をします」(山中理事)

 スター選手の石川遼が昨年から、松山は今年から米ツアーを主戦場としているが、日本ツアーでもその勇姿を見せてもらいたいという思いが強い。

「今回、競技成立、プロアマ、そして反社会勢力に対する規定など、さまざまな改訂を実施しましたが、よりファン、スポンサーに愛されるツアー、大会にするためのものです」(山中理事)

 1999年に設立されたJGTO。“再生元年”とした16年目のシーズンは、3月27日からインドネシアで始まる。

文・井上兼行

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