松山英樹「パットで10打損した感じです」

ParOn.(パーオン) / 2014年3月10日 11時1分

次戦のマスターズで巻き返しを図る松山英樹 WGC-キャデラック選手権(2014)(最終日) 写真・村上航

WGC-キャデラック選手権(3月6~3月9日、米国フロリダ州・トランプナショナルドラル、7334ヤード、パー72)

 WGC‐キャデラック選手権最終日、ブルーモンスター(トランプナショナルドラル)の試練を受けて、“サンデーヒデキ”は影を潜めた。

 21位タイからスタートした松山は、3番(パー4)でガードバンカーの目玉状態から5メートルに寄せたが、それを外してボギー先行。4番、6番とパーオンを逃すがうまくパーでしのぐ。しかし、7番(パー4)では右ラフからの2打目を大きくグリーンオーバーしてダブルボギー。9番(パー3)でもティショットを池に入れてダブルボギーと、前半で5つスコアを落とした。

「7番の2打目は、ピンまで185ヤードを8番アイアンで打ったのですが、グリーンを大オーバーしました。フライヤーしそうだなと思いましたが、あそこまで飛ぶとは思いませんでした。9番のティショットはハーフシャンクしました」

 しかし、後半に入ると調子は一転。11番(パー4)は花道から8ヤードの3打目をチップインバーディを奪うと、

「12番からショットがよくなってきました」

 と12番(パー5)で1メートル、15番(パー3)でも2.5メートルを沈めてバーディ。他にも13番(パー3)は、3メートル、14番(パー4)は5メートル、最難関の18番(パー4)は6メートルにつけたが、いずれもパットを決めきれなかった。

「今、スイングをいろいろ試している状況で、前半は昨日までのいい感覚ではできませんでした。後半少しよくなってきたので、もうハーフやりたかったですね。それ以前にパッティングがよくありませんでした。ショートパットを含めて4日間で10打ぐらい損しているのかなと思います。ここ最近はショットとアプローチに重点をおいていたのでパッティング練習ができていませんでした。ショット、パットがよくなったらパッティングを練習したいと思います」

 昨年プロ転向してから米ツアー12戦してすべて25位以内という驚異的な成績を残してきた松山だったが、13戦目の今大会34位タイは、ワースト順位となった。

「本当に難しいコースでした。こんなタフなコースでやるのはなかなかないと思いますし、こういうコースに来て自分の足りない部分をすごく感じました。トッププロでも苦労するものだとわかったのもよかったです」

 新スイングに取り組み中の中で足りない部分を感じた半面、世界のトップ選手でも難しいコースでうまくいかないことを目の当たりにし、いい経験となった。

 1月に渡米して2カ月以上転戦しながら米国に滞在。ここまでフェデックスポイントは480で27位。シード権の目安とされる450ポイントを楽々クリアしている。今大会後、日本に一時帰国し、次戦のマスターズに備える。

「2014年はベスト10が1回しかなかったので、もっと練習していかないとダメだと思いました。パターやバンカー、ドライバー、すべて練習したいと思います。マスターズは今までやってきたことを出せればいいと思います」

 約1カ月試合から離れるが、鋭気を養いマスターズの準備をする。

文・小高拓

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