【コラム】アラフォーのK・ウェブがメジャー8勝目に向け絶好調

ParOn.(パーオン) / 2014年3月26日 12時55分

若手をしのぐ活躍を見せ、今季絶好調をキープしているカリー・ウェブ 写真・Getty Images

 39歳のベテラン、カリー・ウエブ(豪州)が今季絶好調だ。ISPSハンダ・女子豪州オープンに続き、JTBCファウンダーズカップ(米国アリゾナ州・ワイルドファイアGC)で最終日に63をマーク、通算19アンダーで今季2勝目、米女子ツアー通算41勝目を挙げた。これは米女子ツアー歴代10位で創設者の一人、ベイブ・ザハリアス(米国)に並ぶものだ。

「スタートするときは今日勝てるとは思わなかった。18ホールを終えたときでさえ、勝つとは思わなかった。だからこの勝利は少し幸運もあったと思う。でも特別な勝利であることにはかわりない」

 とウェブ。

 若手の台頭が目立つ米女子ツアー。16歳のリディア・コ、21歳のジェシカ・コルダがウェブを追いかけたが届かなかった。ウェブがツアー初優勝したのは1995年。99年にデュモーリエ・クラシックでメジャー初制覇を遂げると、女王アニカ・ソレンスタムのライバルとして一時代を築き、2005年には世界ゴルフ殿堂入りも果たしている。

「今のカリーのモチベーションはすごいですよ」

 と語るのは宮里藍。米女子ツアー入りしたころには“ウェブ先生”と呼び慕った仲だ。「練習の入り方もぜんぜん違うし、ものすごい集中力です」と驚きを隠さない。

 今大会ではスイングコーチのイアン・トリッグスを帯同。2週後に迫る今季メジャー初戦のクラフトナビスコ選手権に向けての調整に取り組んでいるという。トリッグスは男子のジョン・センデン(豪州)のコーチも務めるが、42歳のセンデンも1週前にPGAツアーのバルスパー選手権で勝利したばかり。

 ウェブには若手のようにあと10年、15年は残されていない。残された時間が少ないだけにメジャーに懸ける思いは若手以上かもしれない。クラフトナビスコ選手権でのメジャー8勝目が、大いに現実味を帯びてきた。

文・武川玲子

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