アコーディアがゴルフ場売却などによる資金調達を正式発表!

ParOn.(パーオン) / 2014年3月28日 14時10分

会見を行ったアコーディア・ゴルフ代表取締役社長の鎌田隆介氏

 株式会社アコーディア・ゴルフ(以下アコーディア)が保有するゴルフ場の大半を、1000億円超という金額でシンガポールの投資法人に売却するのでは? というニュースを昨日報じたが、これに対して同社が本日、東京都内で会見。6月に予定されている株主総会の承認が得られることなどを条件に、ビジネス・トラストによるアセットライトを実施する予定だと正式に発表した。

 新しい戦略の詳細については機会を設けてあらためてお伝えするが、まずは別途設立した合同会社(SPC)に保有133コースのうち90コースを譲渡したうえで、合同会社に対する出資持ち分を、シンガポールで組成・上場されるファンド(ビジネス・トラスト)に対して譲渡。その代金を受け取り、さらに合同会社からゴルフ場の経営管理、および運営の委託を受ける。残る43コースに関しても、バリューをアップさせたうえで譲渡していくという。

「成熟したゴルフ場が占める割合が多く、成長性を訴求するのは難しい。また、会計上、償却の対象とならないゴルフ場の資産を多く抱えて肥大化しており、資産効率の改善を図ることが必要でした」(同社代表取締役社長・鎌田隆介氏)

 ゴルフ場譲渡をはじめ、新株予約権つきローンによる調達などで得た資金により、3大都市圏を軸に新しくゴルフ場を買収。成熟させて譲渡し、再び資金を調達するなど、いわゆる循環型ビジネスとして取り組む。

「アベノミクス効果に伴う日本の株式市場・景況感の好転により、当社に寄せられる案件の相談ベースが増加傾向にあることが、今回の戦略の背景にあります」(鎌田氏)

 市場環境を加味した新しい戦略によって、首都圏のゴルフ場買収にも打って出る同社。ゴルフ界や市場の反応、そして6月の株主総会が注目されるところだ。

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