諸見里しのぶ ボールはブレても心はブレずにできました!

ParOn.(パーオン) / 2014年4月5日 20時8分

一時はトップタイまでスコアを伸ばした諸見里しのぶ ヤマハレディースオープン葛城(2014)(3日目) 写真・佐々木啓

ヤマハレディースオープン葛城(4月3~6日、静岡県・葛城GC、6540ヤード、パー72)

 15位タイでスタートした諸見里しのぶの名前が面白いようにスコアボードを駆け上っていく。どの選手もスコアを落とす中、12番パー4を終えて4打もスコアを縮めていたのだ。

 上位陣が崩れたこともあり、一時はトップタイに並んだ諸見里。久々にしのぶスマイルを見ることができるかと思いきや、15番からの3ホールでボギー、ダブルボギー、ボギーとスコアを4つ落とし、貯金をすべて吐き出してしまった。

「3連続3パットですからね。がっかり感はありますが、まだ3日目ですし、もう1日あるというラッキーを最終日にぶつけたいと思います」

 と、意外にもサバサバした表情を見せた、というよりも、むしろうれしそうな表情に見えるではないか。一体なぜ? と確かめると……。

「とにかく今日はどんな状況でもボールの出球をそろえることをテーマにしていたんです。ボギーやダボをたたこうが、バーディを取ろうが、そのことだけをずっと意識していました。それを最後までやり遂げることができたのがうれしいんです」

 メンタル面と技術面、そして体力面の3つがそろわなければ、常に同じ位置にボールを打ち出すことは難しい。右に押し出したり、左へ引っかけたりするショットが一つや二つぐらいあるからだ。

 実際、昨年までは左ワキの痛みに悩まされたこともあり、なかなかそれができなかった。しかし、このオフにウエイトトレーニングを行い、左ワキにかかる負担をできるだけ小さくしたことで、自分のイメージに近いスイングをできるようになった。ショットに不安がなければ、あとはパッティング。

「今日は葛城のグリーンにやられちゃいましたね。明日はそこだけ気を引き締めて臨みたいと思います」

 5年ぶりのツアー優勝を目指し、諸見里の逆襲が始まる。

文・山西英希

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