マスターズを欠場したT・ウッズ 復帰は全英オープンか!?

ParOn.(パーオン) / 2014年4月22日 18時0分

故障からの復活を目指すT・ウッズ

手術は無事に成功

 タイガー・ウッズが腰の手術を受け、シーズン最初のメジャー、マスターズを欠場した。

 以前は、マスターズが終わってから手術すると決めていたが、

「この腰の状態ではマスターズに出てもいい結果は得られない。それなら早く手術したほうがよい」

 と決断したのだ。

 アスリートに故障はつきものだが、ゴルファーの場合はスイング時に負担がかかる腰、ヒザ、肩の故障が多い。

 ウッズの故障で一番記憶に残るのが、2008年の全米オープンだ。前から痛めていた左ヒザが悪化し、足を引きずり、かばいながらプレーを続けて優勝したが、その年の秋にはヒザの半月板手術を受けた。

 また、あまり取り上げられないが、アマチュア時代の1995年の全米オープンでは、深いラフから打ったときに左手首を痛めて棄権した。

 これまでに数々の華々しい成績を残してきたウッズだが、その陰には常にけががつきまとってきた。

 今後の関心は、いつ復活するかだ。手術は成功したが、リハビリを経てスイングができるようになるまでには、3カ月程度かかると見られている。

 6月の全米オープンに出場できるかどうかは五分五分という状況。7月の全英オープンに間に合えば御の字だろう。

 今年の全英オープンの開催地は、ロイヤルリバプールGC。06年5月に敬愛する父・アールさんが他界した後、初めて勝利したメジャー大会であり、“父親に捧ささげる”と涙で優勝トロフィーを抱き締めた思い出のコースだ。

「一つ一つのトーナメントの結果は問題ではない。50歳になっても健康で、納得のいくゴルフができるのが今の目標だ」

 ウッズは復帰を焦らないというが、マスターズで2位タイになったジョーダン・スピースやリッキー・ファウラーら、若手が急成長している。ゴルフ界の勢力図が、変わろうとしている。

文・岩田禎夫

【岩田禎夫】
1933年9月30日生まれ、神奈川県出身。報知新聞にてゴルフをメーンとするスポーツ担当記者として活躍後、70年に退社。以降、フリーのゴルフジャーナリストとして、米ツアーを主に世界のゴルフを精力的に取材する。

Weekly Pargolf(2014年5月6日号)掲載

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