あのパー3コースを手がけたジョージ・コッブの設計コースで準メジャーを前に熱戦必至!

ParOn.(パーオン) / 2014年4月29日 18時0分

昨年の大会でツアー初優勝を遂げたD・アーンスト 写真・Getty Images

前年覇者は23歳の若手

 米PGAツアーの5月初戦は、ウェルズファーゴ選手権(5月1~4日、ノースカロライナ州・クウェイルホローC)だ。

 このコースでは、1969年からケンパーオープンを長らく開催してきた。その後、米PGAツアーの大会は開催されていなかったが、2003年にワコビア選手権の舞台として再びツアー開催コースとなり、現在に至っている。

 クウェイルホローCは、マスターズで有名なパー3コンテストのコースを58年に設計したジョージ・コッブの作品だ。

 コッブが設計したコースはオーソドックスなものだったが、86年、アーノルド・パーマーによって池があるホールにバンカーを増やすなど、戦略性の高いコースに大改造した。

 さらに、97年、03年とトム・ファッジオが改良し、選手たちからもチャレンジしがいのあるコースとして高い評価を受けた。

 07年にはタイガー・ウッズが優勝。10年はロリー・マキロイが米PGAツアー初勝利を挙げるなど、多くの有名選手がフィールドを彩っている。

 昨年は、23歳になったばかりの新人、デレク・アーンストが、プレーオフでデビッド・リンを下し、ツアー初優勝を遂げた。

 アーンストはその週、下部のウェブ・ドットコムツアーの試合に出場するために会場へ車で向かっていた。そのときに同大会に欠場者が出て、自身が補欠出場できるという連絡を受けての勝利。まさに奇跡の男だ。

 大学時代には全米アマチュアパブリックリンクス選手権で2位になるなど、期待の若手の一人。今年は連覇を目指すが、フィル・ミケルソンやダスティン・ジョンソン、ジャスティン・ローズらも優勝を狙うべく、参戦を予定している。

 準メジャーといわれているザ・プレーヤーズ選手権(5月8~11日、フロリダ州・TPCソーグラス)の前週開催だが、強豪選手がそろい、白熱した戦いが見られそうだ。

文・岩田禎夫

【岩田禎夫】
1933年9月30日生まれ、神奈川県出身。報知新聞にてゴルフをメーンとするスポーツ担当記者として活躍後、70年に退社。以降、フリーのゴルフジャーナリストとして、米ツアーを主に世界のゴルフを精力的に取材する。

Weekly Pargolf(2014年5月13・20日号)掲載

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