石川遼、オーガスタ似のグリーンを制する自信アリ!

ParOn.(パーオン) / 2014年4月24日 20時13分

米ツアーから国内ツアーへ4ラウンド連続で60台をマークした石川遼 つるやオープン(2014)(1日目) 写真・村上航

 大会前日の2日前に帰国し、時差ボケに悩んでいた石川遼が、ようやく我に返ったのは最終ホールのセカンドショットを打つ寸前だったのかもしれない。それまでは自ら地に足がつかなかったというように、イメージどおりのゴルフができずにいた。

 415ヤードある18番パー4のティショットでは、4番ウッドを選択したものの、アゲンストに負けない低い弾道でフェアウエーをとらえた。ピンまで残り158ヤードだったが、アゲンストを計算して8番アイアンを手にした。同組の横田真一が2打目を先に打ち、さあ自分の番だと思い、アドレスに入ろうとした瞬間、異変に気がつく。

「風向きがそれまでのアゲンストからフォローに急に変わったんです。すぐに9番アイアンに持ち替えました」

 時差ボケのままだったら、風向きの変化にすぐさま対応できなかったかもしれない。9番アイアンから放たれたボールはピンの手前50センチにピタリと止まる。その瞬間、石川の今季国内初登場を見守っていたギャラリーからこの日一番の歓声が起こった。この日3つ目となるバーディパットを沈め、2アンダーでフィニッシュした石川。前週に出場した米ツアーのRBCヘリテージ2日目以来、4ラウンド連続で60台をマークした。

「目標としていた4バーディに届かなかったのは残念ですが、1ボギーに抑えることができたのはよかったと思います」

 と、とりあえずの合格点を自らに出した石川。今大会のフェアウエーは国内ツアーでは珍しいベント芝だが、米国で戦う石川にしてみれば洋芝は大歓迎だ。

「ここのグリーンはオーガスタナショナルGCと似ていますが、スピード感が合ってきているし、明日以降、体のキレでボールを打てるようになれば、十分楽しめると思います」

 元々転がりの速いグリーンを得意とする石川。12年の三井住友VISA太平洋マスターズ以来の国内ツアー優勝も十分視野に入ってきている。

文・山西英希

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