初優勝が待たれる岩田寛、あらためて気づいた和合の怖さ

ParOn.(パーオン) / 2014年5月2日 18時23分

東北福祉大ゴルフ部で同期の宮里優作の活躍に刺激を受けたという岩田寛 中日クラウンズ(2014)(2日目) 写真・鈴木祥

中日クラウンズ(5月1~4日、愛知県・名古屋GC和合C、6545ヤード、パー70)

 初日5バーディ、ノーボギーで4位タイにつけた岩田寛が、この日もスコアを一つ伸ばし、通算6アンダーで石川遼、近藤共弘とともに4位タイで決勝ラウンド進出を決めた。

 前日は、雨の影響で軟らかくなったグリーンにバーディを量産。「ラフからでも狙える」と、コンディション面に救われたと強調した岩田だが、この日は徐々に乾いて硬くなるグリーンにやや苦戦。前半こそ昨日の勢いそのままに3バーディを奪ってターンしたが、後半は2ボギーと失速。

「ボギーを打ったのは両方ともフェアウエーからウェッジで打ったホールです。両方ともピン位置が奥。手前からスピンでいこうと決めたのにオーバーしました。昨日より難しくなっているのに気づいたのが18番でした(笑)」

 硬いグリーンと舞う風は、いつも悩まされる和合の難条件。これらが影を潜めた初日のイメージが抜けずに苦労したが、それでも上位争いの一角は譲らなかった。

「ゴルフは今日のほうがよかったです。ちょっと気持ち悪い感じがしますが、思ったより順位がいいですね。これで決勝ラウンドが楽しみといったことはありません。やることは変わりませんし、緊張と戦いながらやっていきます」

 東北福祉大ゴルフ部では宮里優作と同期。プロ転向は2004年で今年33歳になった。優勝は近いと言われ続けながらここまでツアー未勝利。昨年の最終戦で同じく未勝利だった宮里が歓喜の初優勝を挙げたのを見て、

「彼は僕とは比べ物にならないほどの苦しさを味わってきた。心の中では相当燃えていたはず。僕の場合は優勝に届きそうで届かなかったのは2回だけですから(笑)」

 自嘲気味に話すが、同級生の活躍は刺激になっている。昨年は米ツアーを目指し、下部ツアーのQTに挑戦。今年もすでに予選会を勝ち上がり全英オープンの切符を手にしている。「全英で活躍してこそ本当の実力」と語るように、ここで初優勝を手にし、世界への足掛かりにする構えだ。

文・高桑均

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