宮里藍が贈った勝みなみさんへの“金言”

ParOn.(パーオン) / 2014年5月7日 18時55分

注目のペアリングに、若い二人から刺激をもらいたい、と話す宮里藍 ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ(2014)(事前情報) 写真・佐々木啓

ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ(5月8~11日、茨城県・茨城GC、6630ヤード、パー72)

 明日、勝みなみさんと森田理香子の二人と、注目の同組となった宮里藍。今日のプロアマ戦でも、しっかりとコースをチェックして調整を行った。

「ドライバーショットが右に行く傾向があったのですが、それもうまく調整できました。ショットはいい状態にあります。コースセッティングについては、飛ぶ人も飛ばない人もフェアなセッティングだと思います」

 いつもの笑顔で話す宮里の表情からは、あまり疲れは感じられなかった。

 それよりも、初日から最も注目の集まる組になったことが、プレーにどれほど影響するのか。

「私はいま、米ツアーの結果は、注目されるような成績ではないのですが、同組の二人から刺激をもらえればいいかなと思っています」

 日本の女子ゴルファーを代表する宮里が、“若い二人から刺激をもらう”というのもおかしな話である。

「自分ももう10年以上もゴルフをしてきたので、そういう年齢ですよね。年齢に関係なく、ピークを迎えている選手はいいプレーをするものです。そういうがんばっている選手、勢いのある選手からいいモチベーションをもらえたらいいなって思うんです」

 宮里が続ける。

「韓国の朴セリさんを慕って、いま活躍する韓国人ゴルファーがたくさんいますよね。朴さんはゴルフ殿堂入りしていますが、私はしていませんし、まだそういった存在ではないなって思います。でも、今の15歳くらいのゴルファーが私を慕ってくれているのであれば、自分のやっていることはすごく意味があるなと思います」

 宮里の話には深みがあった。そしてアマチュアの勝さんにアドバイスをするなら、どういった言葉を送るかという質問になると、熱くこう語り始めた。

「アマチュアを選択したことは悪いことではありません。もちろん彼女はプロになってもうまくいくと思いますが、高校3年間の学生生活を楽しんでもらいたいです。ゴルフは成長するのに時間がかかるスポーツ。プロになると多くの時間をゴルフに費さなければならないので、まだまだ焦らず色んなことを経験していけばいいと思います。チャンスは必ず巡ってくるものです」

 勝さんが目の前でこの言葉を聞いたら、きっと涙を流して泣いてしまうんじゃないだろうか――それくらい、はっきりと自分の意見を伝えようとする意志が読み取れた。

 最近、横峯さくらが結婚したニュースに接し、自分もそんな立場になったんだ、30歳ってこんなに早く来るものなんだな、と思ったという。

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