「どや!」 勝みなみさん、人生初の10バーディ

ParOn.(パーオン) / 2014年5月9日 15時50分

115位スタートの勝みなみさんは大会記録に並ぶ65をマークし、通算3オーバーで予選通過をほぼ確実にした ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ(2014)(2日目) 写真・佐々木啓

ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ(5月8~11日、茨城県・茨城GC、6630ヤード、パー72)

 勝みなみさんはやはり、ただのアマチュアではなかった。

 初日を82の10オーバー、115位タイからスタートした勝さんは2日目、10バーディ、3ボギーで大会記録に並ぶ65をマークし、通算3オーバーで予選通過をほぼ確実とした。また、アマチュア選手の公式戦18ホール最少ストロークも更新した。(これまでの1位は2012年ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップの2日目、茨城GC西Cでペク キュジョンがたたき出した67)。

「正直、スタート前は予選突破できるとは思っていませんでした」

 115位タイスタートの勝さんを見て、誰もがそう思っていたに違いない。スタートの1番、2番を連続バーディのあと、4番、7番をボギーとしてスコアは振り出しに。8番でバーディを取り返したが、どうも波に乗りきれなかった。

 だが、バックナインで一気に爆発した。

「昨日のプレーを反省して、パターの感触をつかめたことがスコアにつながりました。試合中にパッティングするとき、打ったあと、顔が早く上がることに気づきました。打ったあと1秒くらい経ったら顔を上げようと意識してプレーしたら、パットが入るようになったんです。それこそ熊本(KKT杯バンテリンレディスオープン)の時のパットを思い出していました」

 そこから面白いようにパットが決まった。13番は1.5メートルのフックライン、14番は10メートルのスネークライン、15番は3メートルのフックラインのパットを沈めて3連続バーディ。この時、スコアボードを見ていた勝さんは、

「ここで予選突破もいけるかもって思い、気合いが入りました」

 17番では2メートル、18番は12メートルのバーディパットを沈めて心の中で、「どや!」と叫ぶと、自然とガッツポーズが飛び出した。

「今日はパットのラインがよく見えたんです。後半は違う人がプレーしているみたいでした(笑)。今日のプレーは100点です!」

 すべてのプレーを終え、18番ホールのグリーン上で、勝さんは宮里藍とハグし、健闘を称えあった。

「ナイスプレー! 明日もがんばってね!」

 そう宮里に声をかけられて笑顔を見せた。

 勝さんにとって10バーディは人生で初めてのこと。憧れの宮里の前で、強烈なインパクトを残すところを見ると、やはり勝さんは“持っている”プレーヤーなのかもしれない。明日はどんなプレーで我々を驚かせてくれるのだろうか。

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