成田美寿々が逆転でメジャー初V!
ParOn.(パーオン) / 2014年5月11日 16時43分
ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ(5月8~11日、茨城県・茨城GC、6630ヤード、パー72)
大会最終日、2位からスタートした21歳の成田美寿々が5つスコアを伸ばし、通算9アンダーで逆転優勝。フォン シャンシャン(中国)は1打差の2位、3位には宮里美香が入った。
首位のフォン シャンシャンを2打差で追いかける成田は、1番バーディでスタートすると、前半3つ伸ばし、後半も10番バーディ、11番で初ボギーをたたくものの12番バーディで取り戻し、通算8アンダーで首位に並んで終盤へ。
17番はフォンとともにバーディと一歩も引かず、通算9アンダーで迎えた最終18番、フォンのボギーに対しパーパットを決めた成田が逆転優勝。ツアー通算3勝目を初のメジャー制覇で飾った。成田の今季の目標は『メジャーを含む年間3勝』。これで残りの2勝をクリアすると、その先には賞金女王も見えてくる。
この日ギャラリーを沸かせたのが宮里美香。1番バーディでスタートすると、3番、4、5番の連続、さらに10、11番の連続バーディで一気に首位に並び、15番のバーディで7つ伸ばし、通算9アンダーで単独トップに立った。しかし、続く16番で初のボギーをたたくと勢いもストップ。18番もボギーとし、通算7アンダーの3位となった。
4位にはアン ソンジュの通算4アンダー。原江里菜が通算3アンダーの5位、6位には穴井詩とジャン ハナ(韓)の2アンダー。
宮里藍は、通算1アンダーで渡邉彩香、菊地絵理香、カン ヨウジン(韓)とともに8位タイ、アマチュアの勝みなみさんは5オーバーで33位タイに終わった。
主な選手のコメント
フォン シャンシャン(2位、通算8アンダー)
「(18番で短いパーパットを外す)ラインを読めなかった、ストレートに打ったら右にいった。今でも本当に分からないです。前の組の(宮里)美香さんがギャラリーの声援でいいプレーをしているのが分かったので、スコアを落としたくなかったし、パープレーで我慢したかった。成田(美寿々)さんはキャディさんといいコンビで、いい雰囲気でラウンドしていました」
藤田光里(16位タイ、通算1オーバー)
「初めてのメジャーで緊張もありましたが、いいスコアで予選通過できたのはよかった。メディアにもなれてきたし、撮られることも今は嫌いじゃないです。スタジオアリス女子オープンと同じ状況(いい位置で予選通過)で同じことを繰り返してしまいました。もっと上位で入賞できるように精神的に強くなっていきたいです」
ミンジー・リーさん(16位タイ、通算1オーバー、ベストアマチュア賞)
「本当に戦い続けた4日間でした。これだけ大勢のギャラリーの前でプレーしたのは初めてです。最初は緊張してたけど楽しかった。勝みなみさんはとても若くて、優勝したり多くの経験を積んでいるし、とても才能のあるプレーヤー。海外に出ればもっと上達すると思います。今回で日本は2回目、日本が大好きなのでまた来られるときが楽しみです」
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