【今週の宮里藍】私らしいゴルフができた。やっと戦える!

ParOn.(パーオン) / 2014年5月12日 14時0分

惜しいパットが決まらなかったが私らしいゴルフができたという宮里藍 ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ(2014)(最終日) 写真・佐々木啓

 サンフランシスコから日本へと帰国した藍ちゃん。今季初の日本ツアー、ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップに2年ぶりの出場です。

 今年の藍ちゃんはずいぶんと注目されました。藍ちゃん人気はもちろんですが、一緒にプレーしたのが先日アマチュアで優勝したばかりの15歳の勝みなみちゃんだったこともあります。

 みなみちゃんにとっては憧れの人「宮里藍さん」とのラウンド、藍ちゃんも高校3年のときにアマチュアで優勝しているので、当時の自分を思い浮かべて比べてみたりと、なかなか多忙な1週間でした。

 プレーのほうはまずまず、初日の73のオーバーパーがちょっと残念でしたが、2日目は71、決勝も72と71でアンダーをマーク。通算1アンダーの8位タイとトップテン入りを果たしました。

 とは言え、やっぱり惜しいパットが決まらなかった。

「短いバーディパットが入らなかった。あと二つくらいは伸ばせた」

 と、最終日はちょっぴり悔しがりました。

「ショートゲームは良くなっている。寄せワンが20回はあって、私らしいゴルフができた。あとはこれをアメリカでできればいいのですが……」

 と、ショットには好感触を得ましたが、不安もちょっとのぞかせました。

 あまり知られていませんが、米ツアーのグリーンは日本ほど整備されていないのです。芝の種類も多く、午後にはグリーンがかなり荒れます。これは出場人数が多いからかもしれません。

 ただ、長年米ツアーで戦った選手は男女を問わず必ず、「日本ツアーのグリーンの整備は最高」と口を揃えます。コース設定は米ツアーがずっと難しいのに、これは意外ですよね。もしかするとアンジュレーションがあって大きいグリーンだから、整備も難しいのでしょうか?

「アメリカの芝の転がりは一定じゃない。そこで戦ったらどうなるか……」

 と藍ちゃんも心配です。でも、久々の日本ツアーで、

「やっと戦える状態になった。自分のゲームを立て直せる」

 と手応えを見せます。目標は次のメジャー、6月の全米女子オープンです。

「まだ数試合ある。パッティングの調整はぎりぎり間に合うかな」

 と言い残すと15日に開幕するキングズミル選手権の開催地、バージニア州へと向かいました。若い選手からしっかりとエネルギーをもらった藍ちゃん、好調の維持に期待しましょう。

文・武川玲子

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