【コラム】マスターズの悪夢再び…J・スピース、地元でリベンジへ

ParOn.(パーオン) / 2014年5月13日 11時9分

M・カイマーに逆転を許し、またしても勝利に手が届かなかったJ・スピース 写真・Getty Images

 まるで4月のマスターズ再来だった。第5のメジャーと呼ばれるプレーヤーズ選手権(米国フロリダ州・TPCソーグラス)。最終日を首位タイでスタートしたジョーダン・スピース(米国)は序盤でバーディーを重ねると単独首位。しかし、今回も勝利には手が届かなかった。同じ首位でスタートしたマーティン・カイマー(ドイツ)が辛くも1打差で逃げ切り、2010年全米プロゴルフ選手権以来の米ツアー通算2勝目をビッグタイトルで飾った。

「この結果はすべてをポジティブに受け止めている。ただ今は、まだ終わったばかりで気持ちも整理がついていない。いますぐにポジティブに受け止めるほどまだ僕は大人じゃない。でもこれから1時間も経てば大丈夫だ。ただ…今は心が痛い…」とスピース。

 4番パー4ではドライバーでティショットを打つ攻めのゴルフ。バーディを奪って単独首位に立ったが5番パー4ではティショットを曲げて今大会初のボギーを打つと、そのままズルズルと崩れ、優勝争いから脱落した。

「緊張したのはラウンドの最初だけ。5番でボギーを打ってもまったく動じていなかった。でも8番で4番アイアンでひどいスイングをしてしまった。だからきょう自分が崩れたのは気持ちの問題とか緊張じゃないと思う」とスピースは振り返った。

 4位で終わった20歳のスピースだが、今季6度目のトップテン。今後の大舞台に向けて多いに期待が高まる。

「ロリー(マキロイ)、他にもたくさんの選手が同じような経験をしている。ロリーはマスターズで負けてその後ものすごく強い選手になって戻ってきた。僕はこの全米オープンまで待ちたくない。次週の試合で勝ちたい。次戦(バイロンネルソン)は僕にとって本当に思い入れのある大会。今のこの痛みをいつか振り返って笑える時が来る。必ずそうしてみせる」とスピース。

 テキサス州ダラス出身のスピースが、HPバイロン・ネルソン選手権、クラウンプラザインビテーショナル・アット・コロニアルと、ダラス開催の2試合でリベンジに燃える。

文・武川玲子

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