柏原明日架さん アクサレディスの経験を生かして首位発進

ParOn.(パーオン) / 2014年5月16日 21時16分

最終日最終組の経験を生かし、首位に立っても冷静な柏原明日架さん ほけんの窓口レディース(2014)(1日目) 写真・鈴木祥

ほけんの窓口レディース(5月16~18日、福岡県・福岡CC和白C、6314ヤード、パー72)

 今春、日章学園高校を卒業し、今年プロテストを受験する柏原明日架さんが、5バーディ、2ボギーの69、3アンダーで回り首位タイで初日を終えた。今年のアクサレディス in MIYAZAKIで、最終日最終組で優勝争い(結果は4位タイ)をしたばかりだが、その経験を生かして再びアマチュア優勝を狙える好発進を見せた。

 インスタートの前半、11番(パー5)でバーディのあと、12番(パー3)のティショットをグリーン奥のOBとしたが、3打目を50センチに乗せてボギーでしのぐ。

「OBを打ってもあまりショックではありませんでした。イーブンに戻ったとマイナスに思うのではなく、またゼロからのスタートだと思えたことで、次のバーディにつながったと思います」

 すぐに13番(パー4)で8メートルのバーディパットを沈めて取り返すと、難易度が2番目に高い16番(パー3)で1.5メートルにつけてバーディ。しかし、18番(パー5)で残り65ヤードの3打目をダフリ、残り30ヤードの4打目もミスをしてグリーンに乗せられず、残り15ヤードの5打目をOKに寄せてボギー。悪くなりそうな流れを断ち切った。

「18番は2打目のレイアップの距離など、自分のミスからだったので、マイナスには考えませんでした。(アクサレディスで)最終日最終組を経験したことで、気持ちの切り替えというか、1ホール1ホール区切って考えられるようになり、自分の中で悪い流れを断ち切れることができました」

 後半に入り2番(パー3)で18メートルのバーディパットを入れるなど、ノーボギーで二つ伸ばして首位に立った。

 アマチュアの初日首位発進は、1988年のツアー制度施行後11度目だが、勝みなみさんがKTT杯バンテリンレディスで優勝し、森田遥さんがヨコハマタイヤPRGRレディスとサイバーエージェントレディスで優勝争いするなど、10試合中4試合にアマチュアが優勝争いをしている今年に限って、驚きは少ない。アマチュア選手同士、刺激を受け合うことは多いが、柏原さんは冷静だ。

「優勝したい気持ちはありますが、あの子ができるから私もできるというのではなく、私のプレースタイルもありますし、それは別で考えています。順位やスコアに過剰に敏感になるのはいけないと思います。1番は自分の課題をクリアすることができればいいと思います。課題はショットですが、最近良くなってきているので自信を持って一打一打、打ちたいですね。あとは勝負どころでパッティングを決められるかだと思います。パッティングはもっと練習します」

 早ければ今年の夏にプロとなるが、プロの舞台で戦うためにスイングを変えたり、ツアーでの経験を肥やしにしている。ホールアウト後は言葉どおりパッティング練習を行い、その後、誰もいなくなった打撃練習場で入念にショットを確認して残り2日に備えていた。

文・小高拓

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