偉業を見据える小田孔明が逆転で今季初優勝を狙う

ParOn.(パーオン) / 2014年5月24日 19時7分

“逃げ切りの小田”から“まくりの小田”へ新境地を狙う小田孔明 関西オープンゴルフ選手権競技(2014)(3日目) 写真・佐々木啓

関西オープンゴルフ選手権競技(5月22~25日、兵庫県・六甲CC、7037ヤード、パー72)

 今季3戦連続トップ10と好調の小田孔明が、4バーディ、1ボギーの69で回り、通算10アンダーの3位タイ。初日38位タイから最終日は最終組に滑り込んだ。

「今日は、パッティングで結構パーを拾っていました」

 4つのバーディを奪ったが、1パットのパーが5つあるなど、耐えて伸ばせたことに安堵の表情を浮かべる。首位の藤本とは4打差ながら最終組で今季初優勝を狙える位置につけた。

「首位の背中? まったく見えていません。遥か遠い感じです。トップに立ってないと勝てないから。一打でも差があると山のように遠くに見えますから(笑)」

 過去6勝を挙げる小田だが、いずれも首位からのスタートで“逃げ切りの小田”は自他ともに認めるところ。だが、今年は4戦して、すべての大会で初日から最終日にかけて毎日順位を上げている。現在3位のため上はあと2つしかなく、新しい境地での優勝も狙える。

「徐々に順位が上がるのは分からないです。2年に1回こういうペースになります。昨年は初日良くて徐々に下がっていった年だし、その前は徐々に上げる年でした。理由は分かりません」

 そう話す小田だが、今年は一年通して賞金王という目標がそうさせている一因でもある。

「優勝が狙えないと思っても捨てないことが、年間安定した成績に繋がると思います。キレないこと。怒っても引きずらないことを心がけています。トップ10以内を続けることが大事だし、そうすれば優勝もできると思います。今年の目標はオーバーパーを打たないこと。中日クラウンズの初日に一回やってしまいましたが、日本オープンでも難しいコースでも打ちたくない。平均ストロークが69を切れるように目指しています」

 賞金ランキングの最高位は2009年の3位。平均ストロークで69を切ったのは、過去に尾崎将司が3度マークしただけ。賞金ランキングのトップとともに偉業を狙っている。今年は“まくりの小田”で、まずは今季初優勝を狙う。

文・小高拓

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