堀琴音さん 出場2大会連続最終日最終組も「落ち着いて」

ParOn.(パーオン) / 2014年5月24日 19時39分

2度目の最終日最終組は落ち着いてプレーし成長を見せるという堀琴音さん 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン(2014)(2日目) 写真・村上航

中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン(5月23~25日、愛知県・中京GC石野C、6459ヤード、パー72)

 初日に続いて、この日もアマチュアの堀琴音さんがアンダーパーをマークし、首位のアン ソンジュと1打差の通算5アンダー、2位タイに浮上。最終日最終組を決めた。

 前半の2番、3番を連続3パットのボギーとし、一時はイーブンパーまでスコアを落としたが、そこから見せ場を作った。6番、7番で連続バーディとして取り戻すと、後半に入っても3バーディを重ね、再びリーダーズボードを駆け上がった。

「最初はパットのタッチが合っていなかったです。前半バタついてしまいましたが、4番から落ち着いてやるしかないと思ってプレーしたのが良かったです。後半でボギーを打たなかったので、今日のゴルフには満足です」

 ラウンド中の修正能力も見せた堀さん。昨年の日本ジュニア優勝時、3週前のサイバーエージェントレディス時よりも、確実に成長している。

 元々飛距離が出るタイプではなかったが、ドライバーの飛距離は昨年から15ヤードほど伸びた。球筋をドローに変え、クラブも飛ぶものに替えた。トレーニングによって体幹も強くなり、体も一回り大きくなっている。これらはすべてプロを意識してのことだ。さらには、コースマネジメントも“大人”になっていると、コーチの中島敏雅プロが語る。

「昨年の日本女子オープンの時に、“プロとしての回り方”を教えました。ラフからの打ち方もそうですし、風の読みもです。プロとしてやっていきたいのなら、風を読むことがいかに重要かを説明しました。飛距離も出ないので、とにかくユーティリティークラブに自信を持たせるようにしました。日本ジュニアの時には結果も出してくれて、ユーティリティーでたくさんバーディを取っていました。すべてはプロになってから戦えるためです」

 自身のツアープロとしての経験を生かし、プロの心得を教えてきたからこそ、今の堀さんの活躍がある。この結果は勢いだけではない。

「意識はしません。サイバーの時はバタついて落ち着きがありませんでした。明日は落ち着いてプレーします」

 今春、高校を卒業し、現在はプロテスト受験中。先月行われた2次予選でも出場した会場でトップ通過を果たし、最終テスト進出を決めている。堀さんが優勝すれば、宮里藍の18歳101日を抜き、18歳83日で3番目の年少優勝となる。勢いに乗る18歳が大仕事をやってのけるのか? 注目の最終日から目が離せない。

文・高桑均

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