首位の上田諭尉が「“丸刈り”はいやだ!」

ParOn.(パーオン) / 2014年5月29日 21時0分

再びメジャー出場へのチャンスとシード獲得に絶好のスタートを切った上田諭尉 ~全英への道~ミズノオープン(2014)(1日目) 写真・鈴木祥

~全英への道~ミズノオープン(5月29~6月1日、岡山県・JFE瀬戸内海GC、7382ヤード、パー72)

 昨年、賞金ランキング88位でシードを失った上田諭尉が、文句のつけようのない6バーディのゴルフで初日トップタイに躍り出た。

 7年連続で守ったシード選手の立場から一転、一からのスタートとなった今年。国内開幕戦は19位に入っているが、チャレンジツアーとのかけもちで来季のシードを狙う。

「チャレンジもレベルが高くて、すごくいいスコア出さないと上に行けません。厳しい戦いをやっていますよ(笑)。体調もいいし、今日はすべてが良かった。トレーニングもしているし、ランニングもしている。走るのは楽になったのに、ゴルフは楽になっていないけどね(笑)」

 絶好のスタートに舌も滑らかだ。

 そんな上田だが、クラブ契約を結ぶミズノ主催とあってプレッシャーもある。そのプレッシャーの中身を聞いて、吹き出さずにはいられなかった。

「火曜日の夜にミズノの社長や役員に激励会を開いていただいたんです。そこで、『予選落ちしたら“丸刈り”』と言われて絶対にいやだと思いましたよ(笑)。せっかく出させていただいているし、試合がなかったので体力もあり余っているので、行けるところまで行きたいですね」

 頭を刈りたくない一心で頑張った……わけではない。上田は昨年、全米オープン日本予選会を勝ち抜き、初の海外メジャー出場を果たした。1年でメジャー出場とシード落ちの天国と地獄を味わっており、再び天国を見たい気持ちにあふれている。

「全米オープンに出たのに、日本オープンに出られませんでした。出られるルールにしてよ(笑)。とにかく世界のトップが集まるところにもう一度行きたい。雰囲気が最高なんです。無名の僕に対しても、長いパットが入れば観客がみんな立って拍手してくれる。今日いいスタートを切れたから頑張りたい」

 上位4位に入れば全英オープン出場が決まる今大会。髪は男の命。まずは予選通過で“丸刈り”の危機を乗り越え、再びシード、そしてメジャーへ。再スタートの上田に注目だ。

文・高桑均

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