堀琴音さん、2日間で歴代の女王から技術を学ぶ

ParOn.(パーオン) / 2014年5月31日 18時8分

3人の歴代賞金女王から学び東京オリンピックの金メダルを目指す堀琴音さん リゾートトラストレディス(2014)(2日目) 写真・佐々木啓

リゾートトラストレディス(5月30~6月1日、兵庫県・関西GC、6510ヤード、パー72)

 4バーディ、ノーボギーの68をマークし、前日の33位タイから7位タイにまで順位を上げたアマチュアの堀琴音さんだが、スコアや順位といった結果は一切気にしていないという。

「目の前にあるボールをいかにしてピンに近づけるか、カップに入れることしか考えていません。つまらないミスをしてあとで悔しい思いをしたくないので、一打一打を大切にすることだけに集中しています」

 その言葉どおり、たとえショットを曲げてもその次のアプローチやパッティングでカバーしようという気持ちが随所で伝わってきた。たとえば、13番パー5のアプローチだ。グリーン奥に外したため、下りのラインが残ったが、約8メートル先のピンを1メートル以上オーバーすると、下の段までボールが転がり落ちる状況だった。にもかかわらず、堀さんは積極果敢にピンを狙っていったのだ。結果はカップの横をかすめ、50センチ先でボールが止まったが、確実にピンの手前に止めようとしたら、思わぬミスが出ていたかもしれない。

 また、続く14番パー3では、ティショットを右に曲げ、約15メートルのロングパットを残したが、これもカップを2メートルオーバーさせたものの、返しを沈めてパーセーブに成功してみせた。最終18番ホールで3メートルのバーディチャンスにつけたが、最後まで集中力を切らさなかったからこそ、沈めることができたのではないか。

 実はこの2日間で、堀さんは貴重な経験をしている。初日は森田理香子、アン ソンジュ、2日目は横峯さくらといった歴代の賞金女王と同組でラウンドしたことだ。

「横峯さんは縦の距離感が素晴らしいですね。パッティングでも下りのラインをピタリと寄せてきます。アンさんはコースマネジメントが参考になるし、ショットのキレがいいのでどこからでもピンを狙ってきます。森田さんはラフからでもピンに寄せてくるアイアンショットやショートゲームがすごいですね」

 当然、自分のゴルフにプラスになるものばかりだけに、貪欲に取り入れていきたいという。この向上心と先に挙げた集中力がある限り、今よりもさらにレベルアップしていく可能性は大きい。ちなみに、現在18歳の堀さんにとっての夢は、6年後の東京オリンピックで金メダルを獲得することだという。

「森田さんが賞金女王になったのは24歳ですし、私も6年後は24歳になっています。これからの努力次第ではチャンスがあるかもしれませんからね」

 ぜひとも今の気持ちを忘れずに、夢を叶えてくれることを祈りたい。

文・山西英希

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