平均飛距離131位の上原彩子「届かないパー4ある」

ParOn.(パーオン) / 2014年6月19日 9時43分

飛距離はなくとも戦えることを証明する上原彩子 全米女子オープン(2014)(事前情報) 写真・佐々木啓

全米女子オープン(6月19~22日、米国ノースカロライナ州・パインハースト ナンバー2、6649ヤード、パー70)

 全米女子オープンの会場となるパインハースト ナンバー2。大会史上2番目に長いパー4となる16番(458ヤード)をはじめ、400ヤード超のパー4が8つと距離的にもタフな設定になっている。

「2打で届かないパー4もあります。3ラウンドして11番は一回も届いていないです」

 そう話すのは、昨年から米女子ツアーを主戦場とし、ドライビンディスタンス131位(242.643ヤード)の上原彩子だ。

 ちなみに、昨年のドライビングディスタンスは、230.982ヤードで144位。今年は10ヤード以上飛距離を伸ばしているが、その飛距離で昨年のメジャー5大会すべて予選を通過。クラフトナビスコ選手権は19位タイ、全英リコー女子オープンは17位タイと2度トップ20入りしている。

 飛距離が出ない代わりに、フェアウエーキープ率は5位と米女子ツアーでも上位に入る正確なショットと、ショートゲーム、そして巧みなコースマネジメントで奮戦している。

「このコースの攻略で一番大事なのはグリーンのスピードだと思います。グリーン周りからのアプローチを含めて距離感を合わせないと厳しいですね」

 一昨年末、米女子ツアーのQTを受け、昨年フル参戦してシード権を獲得した上原。メジャー優勝、世界一の夢を追いかけて、米国に乗り込んだ。

「この土俵(全米女子オープン)にいるということは、私にもチャンスがあります。精一杯4日間戦って、いいフィニッシュをしたいです」

 土俵は違うが、昨年の全米プロシニア選手権で、並み居る欧米の選手を押しのけて飛距離に劣る井戸木鴻樹がメジャー初制覇を遂げた。米国でも飛距離がなくても勝てることを証明してくれた。井戸木流で上原もチャンスをつかむ。

文・小高拓

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