注目の“賞金女王トリオ”は追撃ならず

ParOn.(パーオン) / 2014年6月22日 18時27分

久しぶりにとてもリズムよく回れたという不動裕理 ニチレイレディス(2014)(最終日) 写真・鈴木祥

ニチレイレディス(6月20~22日、千葉県・袖ヶ浦CC新袖C、6584ヤード、パー72)

 最終組の1つ前の注目のペアリング“賞金女王トリオ”、2000~05年女王の不動裕理、06年大山志保、07年上田桃子は、それぞれ70、71、71とスコアを伸ばしたが、追撃とはいかなかった。

「賞金女王3人のペアリングということは意識していませんでしたが、久しぶりにとてもリズムよく回れましたね。3日間を通してパー5のホールでほとんどバーディが取れていなので、その分かな……。今日一日もそれほど悪くなかったけど、4~5メートルがまったく入らなかったです」(不動)

 出場試合を絞って参戦している不動だが、先週のサントリーレディスオープンからこのニチレイレディス、そして来週のアースモンダミンカップまでは3週間連戦となる予定だ。

「今日も18番パー5でティショットをミスしてしまって。ああいうチャンスホールで取りたいですね」(不動)
 上田は、先輩二人とのラウンドに、

「ピリッとした雰囲気で、いい勉強になりました!」

 と大きな収穫を得たよう。

「特に不動さんは決断が早いし、ミスショットの後の切り替えも早いです。そして攻めるところではピンにキャリーで持っていったり、奥に打ってくる。今日は、不動さんも結果的に入っていなかったけど、ああいうゴルフだから波に乗ったときにスコアが出るんだなと感じました」(上田)

 先週は、普段からよく練習をしている六甲国際CCで開催されたサントリーレディスオープンで優勝争いの末単独3位。今週は初めてラウンドするコースで優勝が狙える位置でプレー。先輩二人のプレーで得たものを糧に、本気で優勝を狙える状態になった。

「ある程度調子が上がっているのであとは自信を持ってやりきることかな、と思います。まだ考えながら、これやる、これやる、とクリアしている状態で、ほんの1秒、2秒だと思うのですが、“入ってるな”と思う選手って、構えてからが早い。そうすればストレスのないゴルフができるようになるし、最終的に自信に結びつくんだと思います」(上田)

 開幕前日には、昨年まで出場していた全米女子オープンに出ていないことを“少しさびしくも感じる”と語っていた上田だが、自らのフィールドでしっかり手応えを手にした。

文・武井真子

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