“実はガマン強い”大山志保が“仕切り直し”で逆転へ!

ParOn.(パーオン) / 2014年6月28日 18時28分

パット数が5ラウンド連続で20台と好調な大山志保 アース・モンダミンカップ(2014)(3日目) 写真・鈴木祥

アース・モンダミンカップ(6月26~29日、千葉県・カメリアヒルズCC、6516ヤード、パー72)

 バーディパットを沈めて何度もこぶしを振りかぶるガッツポーズがトレードマークの大山志保が、後半の4連続バーディを含む7バーディ(1ボギー)の猛チャージで首位と3打差の5位に浮上した。

「バーディ合戦は好きじゃないんです。実は私ガマン強いんですよ。ガンガン行くイメージがありますけど(笑)」

 この日も前半からガッツポーズが何度も飛び出した。波に乗ると止まらないぶん、行き過ぎてしまってミスを招いて下降することも多い。この日は、12番で唯一のボギーをたたいたが、あまりのミスに落ち込む間もなく、その後の4連続バーディにつなげた。

「飛距離も出ているし、12番ではドライバーを気持ちよく、思いっきり振ろうとしたらビックリするくらい右に飛んで行ったんです(笑)。それでも気持ちは落ち着いていました。パットが本当に好調だから不安になることもあまりないんです。今日もパット数は28です。これで5ラウンド連続で20台です。本当にパッティングがよくなってきています」

 自分でパターを買いに行き、日が暮れるまでパット練習に時間を割いてきた大山。最終ホールでは、“自分の気持ち”と“ストローク”が同時に試される場面が訪れた。

「昨日の18番は、今日の12番と同じようにドライバーを振りに行って思いっきり右に曲げて池に入ったんです。だから今日はスプーンで行きました。セカンドもスプーンを持ったんですがミスしてバンカー。でもそこからまずまずのショットでグリーンに乗りました。パーパットは1メートルくらいでしたけど、構えた瞬間不安がよぎったんです。いつもの私ならそのまま打ってしまうところでしたが、仕切り直すことができました。あのパーパットを決めたことが大きかったです。いいイメージで終わることができました」

 昨年の最終戦で地元Vを果たしてから、今年はオフからの調整に苦しんできたが、ここにきて3戦連続トップテン入り。今週はショットもパットも、そして気持ちの面でも不安なしだ。

「優勝への手応えも感じています。いい位置にいるので、1番から攻めて行きます。それでバーディを取れなくても前を向いて果敢に行きます」

 明日、シーズン前半の不安ともやもやをきれいさっぱり拭い去る。

文・高桑均

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