【コラム】J・ローズ、全英オープン制覇の夢実現へ、いざ―

ParOn.(パーオン) / 2014年7月2日 11時29分

勢い十分に全英オープンに乗り込むジャスティン・ローズ 写真・Getty Images

 ジャスティン・ローズ(英国)が米ツアーのクイッケンローンズナショナルで今季初優勝を果たした。ショーン・ステファニ(米国)をプレーオフで下し、昨年の全米オープンでメジャー初制覇して以来となるツアー通算6勝目。これで5シーズン連続で米ツアー勝利を挙げたことになる。

 メジャーチャンピオンとして勝利できたことにローズは、安堵(あんど)の笑みを浮かべた。

 覚えているだろうか? 33歳のローズがプロ転向したのは1998年、今から16年も前で、当時ローズは17歳だった。アマチュアで出場した全英オープンで4位に入り大注目を集めて、そのままプロ転向したのだ。

 しかしプロの道は険しかった。スタートは21試合連続予選落ち。07年に欧州ツアーの賞金王に輝くまではスランプのどん底にいた。だから06年、前回ロイヤルリバプールで開催された全英オープンには出場もしていなかったのだ。

「ロイヤルリバプールの全英は出場できなかった。なぜなら05、06年頃の僕はぜんぜん良いプレーができなかったから、メジャーには出場できなかったんだ。確か05年の全英と全米プロは補欠の1番目だった。あの頃の時間は、自分にもう一度ゴルフに向き合うために必要だったのだと思う。メジャーに出られなくて、僕は燃え尽き症候群のようになっていた。アイスクリームを食べながら、タイガーが勝つのを見ていた。そんなことを思い出していた」というローズ。

 ローズの夢はプロ転向の原点となった全英オープンに勝つことだ。

「この1年間勝っていなかったから、この勝利は大きな自信になる。あの全米オープンの勝利から1年が過ぎていたから、この勝利の勢いは全英に持って行く。残念ながらロイヤルリバプールのコースはまったく知らないから、来週末にはコースに入ってしっかりコースチェックをしたい」

 全英オープンはローズの勢いに注目だ。

文・武川玲子

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