アン ソンジュ 単独首位のはずが……

ParOn.(パーオン) / 2014年7月13日 6時19分

問題となった18番のシーン。結局、2打罰で首位の座を明け渡したが、それでも2位をキープしているアン ソンジュ 全英リコー女子オープン(2014)(3日目) 写真・村上航

全英リコー女子オープン(7月10~13日、英国・ロイヤルバークデールGC、6458ヤード、パー72)

 2010、11年の日本女子ツアー賞金女王で、今年も3勝を挙げて賞金ランキングトップを走るアン ソンジュが、メジャー制覇のチャンスを迎えているが、後味悪く最終日を迎えることになった。

 第1ラウンドは75の3オーバー、47位タイと出遅れたが、第2ラウンドで67をマークして4位タイに浮上。第3ラウンドも、4バーディ、1ボギーの69で回り、通算5アンダーの単独首位でホールアウトした、はずだった。

 しかし、アテストエリアに行くと、パーでホールアウトした18番(パー5)のバンカーからの3打目の際に、アドレス時の行為に2打罰を科せられてダブルボギー。この日のスコアは71となり、通算3アンダーで首位と1打差の2位タイとなった。

 2打罰が科せられた18番のバンカーショットは、ポットバンカーの左足上がりのライ。サラサラの砂質で狭いポットバンカーで足場を固めようとしていた行為が、足場をフラットにしたとして、ゴルフ規則13-3の「スタンスの場所を作る」に抵触して2打罰を科せられた。

「砂がサラサラで足が結構滑ったので私は、足が滑らないようにしていただけなのですが……。足をフラットにするのはダメだといわれました。悔しいですけど、ルールなので仕方ないです」

 しかも18番(パー5)の2打目は、エッジまで150ヤードで楽に2オンできる距離。あわよくば2位との差をさらに広げようと2オンを狙ったが、トップスイングで外国人カメラマンが誤ってシャッターを押してしまった。これが影響してか、アンはダフってバンカーに入れてしまう不運もあった。

「(2打罰は)まだ3日目でよかったです。ティショットはフェアウエーをキープしているし、風の計算もちゃんとできていてゴルフの内容はいいです。明日はしっかりがんばりたいです」

 ロイヤルバークデールGCの砂はサラサラで、角度のきついポットバンカーでは、多くの選手が足が滑らないように足を埋めるシーンはよく見かける。違反か違反ではないかの境目は難しいところで、選手から疑問の声も上がる。そんな状況でも、ペナルティを受け入れて、アンは明日の逆転Vを誓った。

文・小高拓

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