“世界基準”の渡邉彩香「来年も戻ってくる」

ParOn.(パーオン) / 2014年7月14日 7時16分

来年もこの場に戻るために国内ツアーで上位を目指す渡邉彩香 全英リコー女子オープン(2014)(最終日) 写真・村上航

全英リコー女子オープン(7月10~13日、英国・ロイヤルバークデールGC、6458ヤード、パー72)

 4日目にして初めてリンクスらしい強風が吹いた全英リコー女子オープン。風が穏やかだった3日目の平均スコアは73.33だったが、この日は4打以上も悪い77.53。軒並みスコアを崩す中、47位タイでスタートした初挑戦の渡邉彩香は、1バーディ、3ボギーの74にまとめ、通算9オーバー、29位タイに入った。

「来る前から風が強い、強いといろいろな人から聞いていたので、覚悟していました。これが全英オープンなんだろうなって感じました」

 強風も何のその。パーオンは12回を記録するなど、我慢のパーというよりバーディ逃しのパーが多いラウンドとなった。413ヤードの8番(パー4)はこの日3番目に難しいいホールとなったが、残り100ヤードからOKバーディにつけるなどスケールの大きさを見せた。

「最後のほうにティショットでミスはありましたが、今日はショットがよく、特にアイアンショットは距離感も合っていて、比較的バーディパットを打てました。ショットよりもグリーン上のほうが風が気になって、パッティングが難しかったです。今日イーブンにするチャンスも何度かあったのでちょっと悔しい思いもありますが、自分では納得のゴルフが出来たと思います」

 メジャー初挑戦の今年の全米女子オープンでは予選落ちに終わったが、ひとまずリベンジに成功。初めてメジャーを4日間戦ったことでの手応えと今後の課題も与えられた。

「メジャー2戦目で予選を通れたのはすごく自信になりますし、飛距離やショットは通用すると思いました。私はフェードヒッターなので左からの風でミスが多かったので、風に負けない強い球は今後の課題です。あとはショートゲーム。易しいところから簡単にパーが取れる技術が必要です。まだ自分が力不足と感じていますが、課題をしっかり整理して、来年も全米と全英に戻ってきたいと思うので、日本では賞金ランキング5位以内を目標にやりたいです」

 大きな手応えと課題を感じた4日間。世界基準の飛ばし屋が世界を目標に成長を続ける。

文・小高拓

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