小田孔明と塚田好宣 初日3アンダースタートの二人に明暗

ParOn.(パーオン) / 2014年7月19日 8時25分

ノーバーディに終わったものの、目標の予選通過を果たした小田孔明 全英オープン(2014)(2日目) 写真・村上航

全英オープン(7月17~20日、英国・ロイヤルリバプールGC、7312ヤード、パー72)

 全英オープン第1ラウンドを3アンダーで回り、10位タイと好発進した小田孔明と塚田好宣の二人。第2ラウンドはともに苦戦を強いられたが、最後の最後で大きく明暗を分けた。

 強風の中スタートした小田はショットが乱れ、チャンスメークできずに耐えるので精一杯だった。風を意識してスイングまでおかしくなった。

「風でグリーンが硬くなっているし、フォローのホールはグリーンで止まる気配がなかったです。フェアウエーにもいかないし、耐えるだけです。ボールを抑えようとして、下半身が止まって上体だけで打ちにいっちゃうから、ボールが左、左へと行っていました。ミスの原因はわかっているのですが、なかなか直せなかったです」

 ミスショットが多くなり、深いラフに入れることが多かったが、幸運にもすべてボールは見つかった。そして、ノーバーディ、5ボギーの通算2オーバーで迎えた18番(パー5)は、ティショットをフェアウエーバンカーに入れ、2打目は出すだけ。3打目は6メートルに乗せて2パット。辛くも56位タイで予選を通過できた。

「ボールがなくならなかったのはラッキーでした。チャンスがないからダブルボギーを打たないようにだけ気をつけていました。予選を通ることだけを考えていたのでよかったです。決勝ラウンドは行けるだけ上位にいきたいです」

 全英4戦目にして初の予選通過を果たし、残り2日で上位を目指す。
 一方、塚田好宣は、午後4時6分の最終組でスタート。風は弱くなっていたがグリーンは硬くしまっていた。少ないチャンスを生かしながら、耐えるゴルフが続き、17番を終えて1バーディ、4ボギー、1ダブルボギーと、予選通過ギリギリの通算2オーバーで最終ホールを迎えた。

 3番ウッドで打ったティショットは右のファーストカット。2打目は右サイドのOBの上を狙って2オンを狙った。

「高めの球を打とうと思ってカット目に打つつもりが、右に出てしまって。風も思ったより左から吹いていて流されていきました」

 グリーンの右サイドの手前は巨大ギャラリースタンドとの間にOBゾーンがある。右へ打ち出した塚田のボールはOBの境界線を表す白線を2メートル越えていた。気を取り直して打ち直した4打目は、ピン手前15メートルにオン。入れれば予選通過というパットを、わずかにショート。結局1打足りずに、通算3オーバーで予選落ちに終わった。

「予選カットラインをあまりわかっていなくて……。もうちょっとがんばれた、やれると思いました。しかし、ポットバンカーなど行ってはいけないところの打つ技術やアプローチなど、もうちょっと全体的にレベルアップしないといけないですね。一層、全英へのモチベーションが高まりました」

 惜しくも最後の最後で予選落ちとなった塚田。悔しさをにじませながら、来年のセントアンドリュースの全英オープンを一つの目標に定めた。

文・小高拓

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