西山ゆかり、大先輩の高又順をキャディにロケットスタート

ParOn.(パーオン) / 2014年7月25日 17時51分

大先輩の高又順がキャディを務め、好スタートを切った西山ゆかり センチュリー21レディスゴルフトーナメント(2014)(1日目) 写真・佐々木啓

センチュリー21 レディスゴルフトーナメント(7月25~27日、静岡県・伊豆大仁CC、6531ヤード、パー72)

 2002年の日本女子オープン覇者でツアー通算8勝の実力者が、新規大会の初日に飛び出した。といっても、選手としてではなくキャディとしてだ。

 この日、人生初キャディとしてコース内を奔走したのは韓国の大ベテラン、高又順だ。高がバッグを担いだのは、初日首位と1打差の2位タイでホールアウトした西山ゆかり。18歳で全くのド素人でゴルフ場の門をたたき、研修生生活をスタートさせて08年に念願のプロ入会。その後は目立った成績は残せていなかったが、先週は今季2回目のトップテン、そして今日も7バーディ、1ボギーの6アンダーで最高のスタートを切った。

「高さんとは19歳のころ、知人の紹介で知り合いました。それ以来ご飯に誘っていただいたり、可愛がっていただいています。3月、4月ごろにキャディをしてくださるという話になって、今大会になりました」

 そんないきさつでスタートした二人の初タッグ。インスタートの14番でボギーが先行したが、15番から4連続バーディとすると後半も3バーディを重ねた。先週はショットが好調で7位タイ。それでも「もったいないパットが多かった」と反省したが、今日は大ベテランの力を借りて難しいピンポジションを攻略した。

「私はラインを深く厚めに読んでしまうのですが、『曲がる前に入れなさい』など、高さんのグリーン上でのライン読みやコースマネジメントが勉強になりました。リズムやタイミングを大事にして、いつもテンポを一定にするのがいいといわれました。ラウンド中のフィーリングとか勉強になりました」

 この日の最高気温は33.6度。酷暑の中、高のキャディぶりは実に献身的だった。先輩ゴルファーとして技術面、メンタル面でのアドバイスを送ると同時に、選手目線から見た“最高のサポート”ができるキャディを目指した。

「久しぶりにゆかりのゴルフを見たけど、ティショットは完ぺきだし、あとはメンタル面を強くすればいいと思いました。きついコースですけどトレーニングより楽ですよ(笑)。コース内を走りましたよ。キャディは仕事。プロのキャディになろうと思いました。暑いので傘をさしてあげたり、とにかく勝たせてあげたいです。明日は上位選手とのラウンドになりますが、そういう中でなるべくプレッシャーを感じない様に楽にプレーさせてあげたいですね」(高)

 3月のTポイントレディスでは、初日首位タイのスタートを切りながら勝ちきれなかった西山。今回は最強パートナーを味方に、初V目指して突っ走る。

文・高桑均

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