T・ウッズの復帰3戦目 8勝を挙げている得意コースだが“優勝”の二文字は遠い!?

ParOn.(パーオン) / 2014年7月29日 18時0分

苦戦を強いられているT・ウッズ 写真・Getty Images

テレビマッチから大きくなった大会

 世界ゴルフ選手権シリーズの第3戦、WGC-ブリヂストンインビテーショナル(7月31日~8月3日、オハイオ州・ファイアーストーンCCサウスC)が今週行われる。

 同大会は、1962年からテレビマッチ『ワールドシリーズ・オブ・ゴルフ』として始まり、アーノルド・パーマーやジャック・ニクラス、ゲーリー・プレーヤーらが登場し、ファンに知られるようになった。そして99年のWGC導入と同時に、このシリーズに組み込まれ、現在に至っている。

 ファイアーストーンCCはサウスC、ノースC、ウエストCが各18ホールで計54ホールあるが、トーナメントでは距離の長いサウスCが使われる。

 このコースを最も得意としているのはタイガー・ウッズで、昨年までに8勝を挙げ、アーノルド・パーマーインビテーショナルと並んで同一トーナメント最多勝利記録を持っている。

 昨シーズン5勝を挙げて復活したウッズだが、最後の5勝目がWGC-ブリヂストンインビテーショナルだったので、丸1年優勝から遠ざかっていることになる。

 ウッズは今年3月に腰を手術し、6月のクイッケンローンズナショナルからツアー復帰を果たしたが、あえなく予選落ちを喫した。また、復帰2戦目の全英オープンでは、初日3アンダー10位タイと上々のスタートと思われたが、徐々に崩れ、最終結果は69位。まだまだ本調子とはいかない状況だ。ウッズは、

「もっと実戦感覚が必要だと思った。ミスも多かった。背中のリハビリがどこまでうまくいっているか、状態を確認して、どの部分を強化していかなければいけないのかを知ることが必要だ」

 と不安を残しつつも、今大会には出場を予定している。

 得意としているコースではあるが、まだまだ準備不足は否めない。“優勝”を願うファンにとっては厳しい現実が待っていそうだが、ウッズの復活を長い目で見守ってほしいものだ。

文・岩田禎夫
週刊パーゴルフ(2014年8月12日号)掲載

【岩田禎夫】
1933年9月30日生まれ、神奈川県出身。報知新聞にてゴルフをメーンとするスポーツ担当記者として活躍後、70年に退社。以降、フリーのゴルフジャーナリストとして、米ツアーを主に世界のゴルフを精力的に取材する。

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