注目の堀さん、柏原さんら合格も「独特の雰囲気に戸惑い…」

ParOn.(パーオン) / 2014年7月31日 19時10分

レギュラーツアーとは違う雰囲気に戸惑いつつ、3位で合格した堀琴音さん LPGA最終プロテスト(2014)(最終日) 写真・佐々木啓

LPGA最終プロテスト(7月29~31日、岐阜県・ベルフラワーCC、6427ヤード、パー72)

 トップ合格を果たせなかった堀琴音さん。3位での合格は立派なものだが、それでも表情は冴えなかった。

 首位と2打差でスタートした堀さんは、前半3バーディ、1ボギーの2アンダーで回るも、後半の16、17番で連続ボギー。レギュラーツアーとはまた違った独特な雰囲気に戸惑いを隠せなかった。

「合格が20人というのは本当に狭いなって思いましたし、正直苦しかったです。みんなスコアがダンゴ状態で、1打でも落とせばカットラインになってしまうので…」

 プロテストの怖さを知ったのは堀さんだけではない。柏原明日架さんも、

「ゴルフってこんなに難しいんだなと感じました」

 と振り返る。

 柏原さんは通算1アンダーの9位タイで合格したものの、決して楽な展開ではなかったことを吐露する。
「いつもよりも緊張しましたし、敵が周りにいるツアーと違って、プロテストは周りが見えません。スコアがわからないので、常に自分との闘いでした。ホールが進むにつれて手が動かなくなっていました」

 それでも4、5番を連続バーディ、9番のボギーのあと、12番でバーディを奪って取り戻す。しかし、13番で手痛いボギーで、嫌なプレッシャーがのしかかってきた。

「ここは苦しかったですが、ナイスボギーでした。18番ホールまで精神的なスタミナは残っていました」

 普段は“緊張した”とか“苦しい”などという後ろ向きな発言はしないタイプの柏原さんだが、この日だけは本当に痛い思いを経験した。

 堀さんと柏原さんは、ともに来週開催のmeijiカップに出場する。

「レギュラーツアーで結果を残すのもそうですが、まずはステップ・アップ・ツアーでの優勝と日本女子オープンの予選会を勝ち抜いていきたい」(堀さん)

「自分のペースで今年のうちに優勝したいですね。そして、中学、高校から夢だった、地元の宮崎で開催されるLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップに出られるようにがんばります」(柏原さん)

 夢も目標も大きい二人には、周囲を期待させる何かを持っている。注目の新人プロとなるこれからの飛躍に目が離せない。

文・キム ミョンウ

ParOn.(パーオン)

トピックスRSS

ランキング