【コラム】不振だった日は遠い昔…R・マキロイ、好調ドライバーで全米プロへ

ParOn.(パーオン) / 2014年8月5日 11時40分

さえるドライバーショットが、ロリー・マキロイの強さを支える 写真・Getty Images

 ロリー・マキロイが絶好調だ。7月に全英オープンでメジャー3勝目を挙げると、米国オハイオ州で開催された世界選手権シリーズ、WGC-ブリヂストンインビテーショナルでは、またもやセルジオ・ガルシアを抑えて出場2試合連続優勝。メジャー制覇した次戦で勝ったのは、実に2006年のタイガー・ウッズ以来の記録。さらに、この勝利で2013年3月以来の世界ランキング1位に返り咲き、まさにマキロイ時代を謳歌(おうか)する。

 今のマキロイの強さは、ドライバーショットの好調さだ。「こんなに調子の良いドライバーを打ったことがない」というほどで、WGC-ブリヂストンインビテーショナルでは、4日間の平均飛距離が317.7ヤードと出場選手中1位。フェアウエーキープ率は60.7パーセントで12位だが、パーオン率は79.2パーセントで1位とショットがさえまくっている。

「大きなクラブでグリーンを狙うと、当然グリーンを外れることが多くなる。だけど、一番難しいクラブのドライバーがこれだけ調子が良いと、それに伴い他のクラブの調子も上がる。今はそう感じている」

 と、すべての要因はティショットから来るとマキロイ。ドライバーショットで飛ばせば、当然短いクラブでグリーンを捕らえることができる。実際に最終日に、同組のガルシアを、ティショットでゆうに20ヤード置いていく場面もしばしば見られた。

 思えば、マキロイが13年に巨額の契約金でナイキとクラブ契約をした直後に、ショットの不振に陥ったのが、今では遠い昔のようだ。その好調なドライバーに加えて、

「メンタルがこれまでにないほど落ち着いている。先走ることもないし、スコアを考えることもない。どこの試合でプレーしていることさえも考えない。目の前のショットのことだけを考え続けている。それがすばらしい」

 と落ち着いて話す。

「本当にすごく、一生懸命練習してきたんだ。今はその成果を受けているとき」

 世界一にはそれなりの理由がある。今週はシーズン最後のメジャー、全米プロゴルフ選手権。マキロイのドライバーは好調が続くか、注目だ。

文・武川玲子

ParOn.(パーオン)

トピックスRSS

ランキング