佐伯三貴が松山英樹のパットをまねて復調!

ParOn.(パーオン) / 2014年8月8日 18時48分

松山英樹を真似てパットが復調し、笑顔を見せる佐伯三貴 meijiカップ(2014)(1日目) 写真・佐々木啓

meijiカップ(8月8~10日、北海道・札幌国際CC島松C、6473ヤード、パー72)

 今シーズンは納得いく成績を残せていない佐伯三貴だが、ここに来てようやくエンジンがかかってきたようだ。

 今日初日は7バーディ、2ボギーの5アンダーでトップタイに立った。

「久しぶりにチャンスがほとんど決まりましたね。今日はパットですね」

 出だしの1番(パー4)で10メートルのパットを沈めたあと、2番は1.5メートル、3番(パー4)は3メートルを沈めて3連続バーディ発進。6番(パー5)はピンまで97ヤードの3打目を48度のウェッジで打ち、2メートルにつけてバーディ。8番(パー4)も6メートルのバーディパットを沈めた。

 後半は2バーディ、2ボギーのイーブンだったが、圧巻は15番(パー4)。18メートルのバーディパットを決めて会心のガッツポーズ。

“パットの名手”とも呼ばれる佐伯が長い距離のパットを沈めることができた復調のきっかけは、松山英樹にあった。

「男子の全英オープンを見ていたとき、松山くんのパットを見てから、次の日すぐに真似てみたんです。脇をピタッとつけて、前傾姿勢で沈むような感じで打っていたので、それを真似してみたらうまく入りました。『ありがとう』と言いたいところですが、もう少し経ってから言おうかな」

 最近、パットに悩みを抱えていたという佐伯は、

「結構ラインに乗らないことが多かったんです。ラインは読めているのにそこに打てないストレスを抱えていました。でもそこを意識してからストレスも無くなってきて、自分が狙っているところにヘッドが出てくれるようになりました」

 昨年2勝し、通算7勝を誇る佐伯だが、今季はまだ未勝利。中京テレビブリヂストンレディスオープンで2位タイ、サントリーレディスオープンで5位タイに入っているが、賞金ランキングは41位と決して満足いく結果は残せていない。

「現在の状況をスランプとは思っていません。こういうのも長い人生の中でありますし、色々と勉強させてもらっています。正直、苦しい中でもどれだけ上を見てやっていけるかです。下をみるとどんどん下に落ちていきますから。スランプと思わずにチャンスと思ってがんばりたいと思っていました」

 今季はクラブをキャロウェイに変え、6月に入るまでは違和感があり、クラブを変える難しさを感じていたという佐伯。ようやくクラブもフィットしはじめ、

「あとは上に行くだけ」

 と自信を見せる。

「いよいよシーズンも残り半分です。今週は広島の原爆記念日もありましたし、広島はプロ野球のカープもJリーグのサンフレッチェも頑張っているので、私も頑張らないと」

 広島を代表する女子プロのプライドを胸に、残り二日間で今季初優勝の勝機をつかみとる。

文・キム ミョンウ

ParOn.(パーオン)

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