【コラム】復活のC・ビジェガス、肩の力を抜いて人生をエンジョイ

ParOn.(パーオン) / 2014年8月20日 16時22分

ラインを読む姿もスタンダードなかたちになったカミロ・ビジェガス 写真・Getty Images

 カミロ・ビジェガス(コロンビア)が今季レギュラーツアーの最終戦、ウィンダム選手権の最終日に63をマークすると1打差で逃げ切り。4年5カ月ぶりの復活勝利となった。

 2010年3月のザ・ホンダクラシック以来、ツアー勝利から遠ざかっていたビジェガスは、今大会に入る前の世界ランキングは254位。12年にはシード権を失い、最終予選会に戻るほど成績は落ち込んでいた。

 コロンビア出身の36歳。胸をグリーン上に這わせてラインを読む姿から“スパイダーマン”と呼ばれた。08年にツアー2勝、10年に1勝を挙げたころは、毎回この姿が見られていた。

「パットが不調でどうにかしなければと考えたのが、このスタイル。ある日ラウンドの途中でグリーンを間近で見たらすごくラインが良く読めた。それ以来ずっとこのスタイルだ」と、当時のビジェガス。

 しかし、今は滅多にこのスタイルは見られなくなった。スランプに陥ったビジェガスが学んだことは“肩の力を抜く”こと。

 今では「本当に必要だと思ったときにだけ、このスタイルでパットを読むことにしている」という。

「ゴルフというゲームはほんとうに不思議。このラインを読むスタイルは長い間続けて来た。ラインを完璧に読みたかった。だけど、完璧を求めすぎると良いパットを打つことができなくなった。だから、今はもう少しラクに、リラックスして、自然にストロークができるようにとトライしている」

 この勝利で、フェデックスポイントも105位から37位に浮上し、世界ランキングも112位に。

「少し自分をラクにして、人生をエンジョイしなければ」

 そう力が抜けたビジェガスの、プレーオフでの活躍に注目したい。

文・武川玲子

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