富村真治が五輪メダリスト・末續慎吾効果で好スタート!

ParOn.(パーオン) / 2014年8月28日 20時27分

五輪メダリストの言葉が精神面の成長につながった富村真治 アールズエバーラスティングKBCオーガスタ(2014)(1日目) 写真・鈴木祥

アールズエバーラスティングKBCオーガスタ(8月28~31日、福岡県・芥屋GC、7150ヤード、パー72)

 東北福祉大ゴルフ部で松山英樹の一学年上の富村真治が、1イーグル、4バーディ、2ボギーのラウンドで、4アンダー、5位タイの好スタートを切った。

 沖縄県出身、ツアー参戦2年目の若手がはつらつとしたラウンドを終えて笑顔で1日を振り返った。「元々ボギーを打つとイライラしていた」と話す富村だが、先週ある出来事をキッカケに、心の余裕ができたという。

「共通の知人を介してオリンピックにも出た陸上の末續慎吾さんと食事をする機会があったんです。末續さんのようなトップアスリートと話したのがためになりました。トップで戦っていた人は、立ち向かう強い気持ちを持っています。自分のようなレベルの人間がちょっとしたことで悩んでいるのは小さいことだと感じました」

 北京オリンピックの陸上男子4×100メートルリレーで銅メダルを獲得した偉大なアスリートの言葉が富村の心を変えた。リラックスすることができ、この日も落ち着いてプレーできた。

「自分はわがままだし頑固です。上に行きたいという気持ちが強すぎて視野が狭くなっていました。ボギーを打っても許せるようになりました」

 考え方の変化、精神面の成長を早速実感できたというが、そのほかにも好調の要因はある。

「昔はなかなかクラブを替えないタイプでしたが、実は先々週アイアンを替えました。これがピッタリでしたね。大学時代から易しさを求めてキャビティタイプを使っていましたが、ミズノのマッスルバックに替えたんです。ラフからも抜けがよくて、これも好調の原因ですね」

 替えた直後のチャレンジツアーでは、最終日こそスコアを伸ばすことができなかったが、初日、2日目と68、66をマークした。好調を持続し乗り込んだ今回の会場、芥屋GCでもこの好調は健在だ。特に今年の芥屋は、コースコンディションが最高の状態に仕上がっており、ラフもフェアかつタフに仕上がっている。そんなハードなラフも新しく投入したアイアンで攻略することができた。それを証明するのがパーオン率で、初日は全体の2位と堂々の数字を残した。

「明日は朝早いスタートなので気持的にもやりやすいと思います」

 姉貴と慕う同郷の宮里美香や松山の活躍を刺激に、富村が国内ツアーを盛り上げそうだ。

文・高桑均

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