池田勇太、好スコアの原因はメリハリのあるゴルフ

ParOn.(パーオン) / 2014年9月4日 20時0分

絶妙なマネジメントで首位に2打差の5位スタートとなった池田勇太 フジサンケイクラシック(2014)(1日目) 写真・村上航

フジサンケイクラシック(9月4~7日、山梨県・富士桜CC、7437ヤード、パー71)

「このコースはバーディを欲しがってガツガツいっても、足を引っ張られるだけだからね。パーセーブしなければいけないところでは無理をせず、だよ」

 首位と2打差の5位タイと好スタートを切った池田勇太。4バーディ、1ボギーの68というスコアには満足していないが、攻めるところは攻める、守るところは守るというメリハリのあるゴルフをできたことには納得の笑みを浮かべた。もちろん、そこには綿密な計算が存在する。その象徴が、15番パー5だ。

 2打目をグリーン左のバンカーに入れたが、縁に近かったこともあり、砂の量が少なく、スピンをかけにくい状況だった。にもかかわらず、ピンはエッジの3ヤード先。どう考えても寄らない場面で、池田が選択した方法は、エッジの手前にあるセミラフにボールを落とすことだった。

「グリーンに直接落としたら止まらないのは分かっていたからね。あそこならチップインを狙えると思ったんだよ」

 フワリと飛んだボールはまさにギリギリバンカーを越え、狙いどおり手前のセミラフへ。そこからウェッジでカップにねじ込んだ。技術とマネジメントが生んだバーディだといえるが、それができるだけゴルフの調子が上がってきたともいえる。囲み取材の最後に、明日以降のプレーについて聞かれ、

「期待してください!」

 と、力強く答えた池田。どうやら今季初勝利は十分視界に入っているようだ。

文・山西英希

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