松山英樹「いいプレーができれば上へ行ける」

ParOn.(パーオン) / 2014年9月6日 10時52分

絶好調ではないショットをパッティングがカバーして、5位タイに浮上した松山英樹 BMW選手権(2014)(2日目) 写真・Getty Images

BMW選手権(9月4~7日、米国コロラド州・チェリーヒルズCC、7352ヤード、パー70)

 米ツアーのフェデックスカッププレーオフ第3戦のBMW選手権の第2ラウンドが行なわれ、1アンダー13位タイでスタートした松山英樹は、4バーディ、1ボギーの67と3つスコアを伸ばして、通算4アンダーで首位と4打差の5位タイに浮上した。

 昨晩は雨が降り続き、グリーンの状態の変化が想定されたが、「グリーンのスピードは変わっていなかった」と、前日好感触だったパッティングは、この日もさえた。

 スタートの1番(パー4)で2打目を1メートルにつけてバーディ発進したが、3番(パー4)でピンチが訪れる。フェアウエーバンカーからの2打目をグリーンオーバーし、3打目のアプローチもグリーンをとらえられない。しかし、カラーから6メートルをパットで沈めてパーセーブ。5番こそ2メートルを外してボギーとしたが、4番、9番、10番でも2メートルのパーパットを決めてピンチをしのいだ。

 逆に7番(パー3)は10メートルのバーディパットをねじ込み、13番(パー4)は3メートル、17番(パー5)も3メートルを沈めてバーディ。この日25パットで、第1ラウンドを合わせての54パットは、全体で4番目に少ないパット数である。

 ただ、グリーンのスピードは変わっていなかったが、硬さ的には軟らかくなっていた。

「グリーンが軟らかくなった分、バックスピンで戻りやすくなっていて難しい状況でしたが、その変に関してはストレスなくできました」

 同組の選手は、ピン近くに落ちて10メートル以上戻るなど苦労する場面も見られたが、松山は戻りすぎないスピンコントロールができていた。また、この日は前日より冷え込み上着を着てプレーする選手が多かった。気温が下がり湿度が高くなった分、ボールは飛ばなくなるが、距離感に大きな乱れはなく、絶好調ではないショットでもチャンスを作れていたことで、好調なパッティングが生きた。

「スコアを作る中でパッティングは一番大事。それが2日間入ってくれているので、スコアを作れています。あとはそれを持続させながらショットのフィーリングが合わせていければ。いい位置でプレーできているので、明日からも崩れないようにやっていきたい」

 第2ラウンドを終えての仮想フェデックスカップポイントは21位につけている。「いいプレーをすれば上へいけると思う」と30位以内どころか、優勝に向けて着実に進んでいる。

文・小高拓

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