鈴木愛 来週の出場権は金曜日に決まったばかり……

ParOn.(パーオン) / 2014年9月14日 23時48分

来季のシード獲得の目標は達成した鈴木愛の次なる目標は? 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯(2014)(最終日) 写真・佐々木啓

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯(9月11~14日、兵庫県・美奈木GC、6645ヤード、パー72)

 初日に1打差2位につけ、2日目に67をマークし首位に立つと、そのままトップを守りきり、ツアー初優勝をビッグタイトルで挙げただけでなく、今大会の最年少優勝記録を更新(20歳128日。今までは2006年に宮里藍が達成した21歳83日)したのは、昨年プロテストに合格、今季からツアーに本格参戦している鈴木愛だった。さらにシード権を持たない選手によるこの大会の優勝は、1988年にツアー制度が施行されて以来初めてのことと、記録づくしの優勝だ。

 今季、ファイナルQT51位の資格を持つ鈴木は、レギュラーツアーでは出場順位が降りてきた試合と、主催者推薦が得られる試合にしか出場できる見込みがなかった。少しでもレギュラーツアーに出場できるチャンスを求めて、ステップ・アップ・ツアーにも出場、開幕戦のラシンク・ニンジニア/RKBレディス(4月15~16日、福岡GC和白C)で優勝し、レギュラーツアー5試合の資格を得た(通常は4試合だが、ほけんの窓口レディースは親子競技のため出場権が得られる)。今大会でレギュラーツアーに出場できたのは15試合目。出場できるかできないか、現地にウエーティングに行くかステップ・アップ・ツアーに出場するか……。そんなシーズンを送ってきた。

 実は、来週のマンシングウェアレディース東海クラシックの出場権も、確定していなかったという鈴木は、金曜日までに出場権が下りてこなければ、ステップ・アップ・ツアーの山陽新聞レディースカップ(9月20~21日、岡山県・東児が丘マリンヒルズGC)への出場を予定していた。金曜日の夕方、ランキングが下りてきたと連絡があり、レンタカーの延長を申し込んだほどだった。その後のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン、日本女子オープン、スタンレーレディスの3戦は出場権が得られており、そこまででなんとか来季のシード権を獲得できれば……というのが、目標だった。

 この優勝で、来季から3年間のシード権を獲得した鈴木。次の試合の心配をしなければいけない毎日からは解放だ。

「ジュニアのころ、エビアンマスターズのジュニア大会に出場したときに、上田桃子さんと一緒に写真を撮ってもらって、将来は米ツアーに挑戦したいなと思うようになりました。(米ツアーで)1勝はしてみたい。でも、すぐにとは考えていません」

 果たして、鈴木は次のハードルをどこに設定し、どんな道のりでクリアしていくのだろうか。

文・武井真子

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