ローアマ獲得の永井花奈さん「3位は自信になりました」

ParOn.(パーオン) / 2014年10月5日 18時47分

プロの試合で初めて4日間を回り、体力的にも自信になったという永井花奈さん 日本女子オープン(2014)(最終日) 写真・佐々木啓

日本女子オープン(10月2~5日、滋賀県・琵琶湖CC栗東・三上C、6522ヤード、パー72)

 最終日をトップと4打差で迎えたアマチュアの永井花奈さん。逆転優勝のチャンスは十分残しており、見せ場は早くに訪れた。

 4番(パー4)で、ピンまで190ヤードのセカンドショットを5番ウッドで振りぬくと、直接カップイン。「まさか入るとは思っていなかったです。これ以上ないくらいの会心のショットでした」

 このイーグルで6アンダーになった永井さんに優勝のチャンスが訪れたが、その後はガマンのゴルフが続き、9番(パー4)でボギーをたたく。

 それでも10番(パー5)でバーディを奪い、巻き返しを図った。だが、最後までパーでしのぐゴルフが続き、トップと2打差の単独3位で大会を終えた。

「今日は結構、粘れたと思います。プロの試合で4日間回るのは初めてでしたが、体が持たないということはありませんでした」

 元々は体力に自信がなかったという永井さん。ナショナルチームのトレーニングにもついていけない状態だったが、今では練習量、トレーニングの量も増え、格段に体力がアップした。プロになってもすぐに戦えるような体作りを意識して、今を過ごしている。

 もちろん高校卒業後はプロテストを受験して、プロとして活躍することを夢見ている。将来の設計が割としっかりしているところは、17歳とは思えないほど。

「自分の中でこれからの人生設計というか、考えている先のことがあります。私は一人っ子なので、確実に親が先に亡くなって一人になりますよね(笑)。だから、できるときにゴルフをやって、30歳までに結婚できたら、ゴルフから離れると思います(笑)。賞金はたくさん稼いだら、今かかっているお金を親に返したいんです」

 17歳の高校生が描くゴルフ人生は、果たしてその通りに進むのだろうか。様々な転機で、その都度、難しい選択を余儀なくされるときもあるに違いない。それでも永井さんは今、純粋にゴルフを楽しんでいる。

「今年はツメが甘くて、ジュニアの試合でも結果が出せなかったりして、いまいち手応えがなかったのですが、今大会の3位ですごく自信になりました」

 過去の日本女子オープンのローアマチュア獲得者には、宮里藍、横峯さくら、古閑美保、諸見里しのぶ、森田理香子などプロになったあと活躍する顔ぶれが出そろう。近い将来、永井さんにも女子ゴルフ界を代表する選手への成長を期待したい。

文・キム ミョンウ

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