満身創痍の尾崎将司「若い女性の祟りかな(笑)」

ParOn.(パーオン) / 2014年10月8日 18時21分

まだまだ豪快なジャンボ尾崎のプレーが見たい(写真はANAオープン時のもの) TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central(2014)(事前情報)

TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central(10月9日~12日、岐阜県・TOSHIN GC Central C、7004ヤード、パー72)

 ツアー94勝を挙げるジャンボこと尾崎将司が、満身創痍(そうい)で秋の陣に挑む。ANAオープンの第1ラウンド終了後に棄権して以来、3試合ぶり、今季7試合目の出場予定だ。

 持病の腰痛に加えて春先には左肩を痛め、その後は左ヒザ。そして夏前には「100メートル歩くと座らなきゃならない状況に戻って」と、7~8年前と同じ病状が出た。そして、ANAオープンで復帰を果たしたが、今度は右肩を痛めた。ラウンドはもちろん、練習もまともにできない状態が続いた。

「五十肩みたいな感じで、腕を上げるのが痛くなったんだ。右肩を痛めたのは初めてだ。自慢の右肩がね。自分としては、これがショックだね」

 右肩の炎症を抑える治療などを行い、腕が上がる状態に回復したことで、今回出場にこぎつけたが、それでも不安は残る。この日のプロアマ大会では、ANAオープン以来のラウンドを行ったが、豪快さは影を潜めていた。

「アイアンショットは立ち直って来ているけど、大きいものが振り切れない。振り切れないと飛距離が出ないから、セカンドオナーが多くなる。これが屈辱なんだ。まだまだ解決されていないよ」

 体中に痛みを発症したが、それでも飛距離に対してのこだわりは忘れていない。今回の右肩の痛みの原因は、プロ生活45年にわたる長年の疲労の蓄積という。

「体全部、賞味期限過ぎちゃっているからね。腰がよくなったと思ったら右肩と、踏んだり蹴ったりだよ。明日もできればいいけどね。若い女性のたたりか(笑)。こういうときにポーンと若い彼女ができれば違うんだろうけどね。そっちの方も、満腹だからな(笑)。今年も残り試合が少ないから、やれる範囲でやっていくよ」

 67歳になり、体にムチを打って生涯現役にこだわる。昨年のつるやオープンではレギュラーツアーで初のエージシュートを達成した。当時は、右手一本素振りを豪快に行っていたが、野球で培った右肩をも痛めてしまった。ジャンボ節は健在だが、どこか寂しさが漂った。

文・小高拓

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