上田桃子「体調不良が好スコアの秘訣かも……」

ParOn.(パーオン) / 2014年11月1日 18時18分

体調が悪いため自分に期待せずにプレーできて好結果につながった上田桃子 樋口久子 森永レディス(2014)(2日目) 写真・村上航

樋口久子 森永レディス(10月31~11月2日、千葉県・森永高滝CC、6652ヤード、パー72)

 初日2位タイの好スタートを切った上田桃子が、風邪による体調不良を乗り越えて、この日も3つスコアを伸ばして通算7アンダーの2位タイで今季2勝目をにらむ。

 先週、親知らずを抜いてから頭痛の症状に悩まされ、今週に入ってからは風邪をひくダブルパンチ。やや元気のない表情で上がってきた上田だが、帰り際にこうもらした。

「私の場合、少しくらい体調が悪いほうが結果がいいことがあるんですよね……。今週も体調が悪いので自分に期待しないでプレーしたのがよかったかもしれません。でも、準備ができていなくてもここまでできるという自信はつきますね」

 元々は、気合を前面に出すプレーが持ち味の上田だが、考え込まずに淡々とプレーするほうが好結果に結びつくこともあるという。出だしの3ホールは「力が入りすぎていた」と振り返り、4番から3連続バーディ。前半を3アンダーで折り返したころから雨脚が強まり、後半はガマンのゴルフで1バーディ、1ボギー。最終日最終組の権利を勝ち取った。

「後半はショットがひどくなって、パッティングに助けられましたが、最終ホールの3打目でいいショットが打てて、バーディを取れたので、明日につながると思います。昨日終わって、最終日に最終組で回りたいと思っていたので、今日の結果には満足です」

 首位スタートの李知姫が、前半快調にスコアを伸ばしながら、後半2ボギーと乱れて足踏み状態となったため、1打差を追う展開。

「あまり意識しないで、自分が今やれることだけを考えてやります。もちろん優勝はしたいですけど」

 風邪薬を服用し、毎日お灸をしてもらいながら戦う上田。「とにかくたくさん寝て、治るのを待ちます」とコースを後にした上田。体調不良を吹き飛ばす一番の薬は、優勝することに違いない。

文・高桑均

ParOn.(パーオン)

トピックスRSS

ランキング