小田龍一「10回に1回は龍一でいいですよね(笑)」

ParOn.(パーオン) / 2014年11月1日 19時49分

パターを変えたことでグリーン上の安定感が増した小田龍一 マイナビABCチャンピオンシップ(2014)(3日目) 写真・佐々木啓

マイナビABCチャンピオンシップ(10月30~11月2日、兵庫県・ABCGC、7130ヤード、パー71)

 小田は小田でも、龍一がきた。首位と2打差の3位タイでスタートした小田龍一は、6バーディ、1ボギーの66で回り、S・K・ホと並んで首位に立った。

 前日から降り続いた雨で、前日まで14フィートを超えていた超高速グリーンは、この日は12.5フィート(通常のトーナメント程度の速さ)と遅くなり、その変化に苦戦する選手も多かったが、小田には関係なかった。4番(パー5)で3打目を2メートルに寄せてバーディ先行すると、5番は12メートルをねじ込んでバーディ。その後も、3メートル以内のチャンスを4回沈め、この日の平均パット数は1位(1.5385)だった。

「縦に平べったい太いグリップとL字のパターがすごくイメージ出しやすいんです。速さが変わったのはそれほど気になりませんでした」

 以前は2ボールパターで、丸い太グリップを使用していてが、トップ杯東海クラシックからパターを変えたことでグリーン上の安定感が増し、ABCゴルフ倶楽部のグリーンにも対応できている。

 小田は、ショットの不調もあり昨年賞金シードを喪失。今季は2009年に優勝した日本オープンの5年シードで出場している。しかし、中盤戦までは今季も不振が続いていたが、パターを変えたトップ杯東海クラシックを境に、調子が上向いた。東海クラシック開催前は、賞金ランキング91位と来季から新しくなる賞金シード60位には遠く及ばなかったが、東海クラシックから4試合連続で100万円以上を稼ぎ、同67位にまで上げて、賞金シード復活が視野に入った。

「パターもそうですが、欲を出さずに目の前の1打で自分のスイングをすることを心がけています。僕はボールを潰すように打ってしまいますが、イメージ的にはサラーっていう感じで打てるのが理想です。今日同組だったS・K(ホ)さんはサラーという感じで打つので、イメージがよかったです。久しぶりの首位ですが、この3日間のゴルフをやれば、いけると思います。自分がやることをできるかどうかです。10回に1回は龍一でもいいですよね(笑)」

 ツアーでは2年ぶりの首位に立った。明日も、イメージのいいホと最終組を回る。シード復活だけでなく、2009年の日本オープン以来のツアー2勝目も狙える。現在、賞金ランキング1位で賞金王争いを盛り上げるのは孔明だが、今週は龍一の出番だ
 
文・小高拓

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