薗田峻輔、ウッズと同タイプウェッジで奇跡のチップインイーグル!

ParOn.(パーオン) / 2014年11月8日 18時54分

ウッズと同じモデルのウェッジでウッズばりのイーグルを決めた薗田峻輔 HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦(2014)(3日目) 写真・村上航

HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦(11月6~9日、茨城県・美浦GC、6968ヤード、パー71)

 最終18番パー5、ティショットでフェアウエーをとらえた薗田峻輔は、迷うことなく2オンを狙ったが、ボールはグリーン左のバンカーよりもさらに左サイドへいってしまった。

「ライン上に木があったので、木の左からスライスをかけようと思ったのですが、スライスがかからず、そのまま左サイドへ真っすぐ飛んでいっちゃいました」

 と、薗田。前半のハーフをパープレーで回り、後半は1つスコアを伸ばしていたが、同組の近藤共弘が17ホールを終えて7つのバーディを獲得。それを目の当たりにしてかなりのストレスがたまっていた。せめて最後にイーグルを奪ってやろうと考えるのが自然な流れだろう。しかし、2オンに失敗。ボールはラフに沈み、ピンまで35ヤードが残った。

「幸い、ピンが右サイドに立っていたので、寄せることはさほど難しくはない。バーディ狙いに切り替えました」

 そう思い、サンドウェッジを手にした薗田は、ゆっくりとアドレスに入り、距離感だけを考えてクラブを振り抜いた。高く上がったボールはバンカーを下に見ながら、グリーンに着地。そのままスライスラインに乗って、スルスルと転がっていく。その動きに引きずられるかのように、スタンドを埋め尽くしたギャラリーのどよめきが徐々に大きくなっていく。

「自分でも驚くぐらい完ぺきなショットでしたね」

 これは寄るだろうと確信した薗田だが、その思いが途中で変わった。

「はっ、入る!!」

 カップに吸い込まれるとは、まさにこのことをいうのだろう。ジャストタッチでボールはカップの中に沈んでいった。同時に、スタンドから割れんばかりの喝采と大声援だ。思わず両手を上げてバンザイポーズを見せた薗田。実は、初日の7番パー3でもグリーン右手前のラフから30ヤードを直接放り込んでいる。

「実は、どちらも60度のサンドウェッジで打ちましたが、これはタイガー・ウッズと同じモデルなんです。ただ、ソールをちょっと削ってはいますけどね」

 ウッズが何度も見せてきた奇跡の系譜を受け継ぐサンドウェッジだったのだ。それを手にして、首位の近藤と3打差でなんとか3日目を終えることができた。

「3打差と4打差では大違いですからね。明日は、前半のハーフで追いつき、得意のインコースで逆転できれば最高ですね」

 と気持ちを引き締めた薗田。そのためには、セカンドショットでバーディチャンスに少しでも多くつけるしかない。

文・山西英希

ParOn.(パーオン)

トピックスRSS

ランキング