石川遼、予想した雨は降らず、レイン用のドライバー選択は空振り!?

ParOn.(パーオン) / 2014年11月8日 19時15分

ドライバーの選択ミスが響き、思うようにスコアを伸ばせなかった石川遼 HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦(2014)(3日目) 写真・村上航

HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦(11月6~9日、茨城県・美浦GC、6968ヤード、パー71)

「雨が降るとフェース面をボールが滑るので、スピン量が少なくなります。それを補うために、違うタイプのドライバーに替えてみたんですが、うまくいきませんでしたね」

 カーレースでいえば、雨が降ると予想し、レイン用のタイヤを着けて走ったものの、雨が降らずに失敗したという感じだろうか。通常、石川が使っているドライバーは2200回転/分ぐらいだが、この日は気温が低かったため、ヘッドスピードが0.5メートル/秒落ちると予測。雨の影響も合わせてスピン量が200回転/分落ちると思い、それだとキャリーも出ないので、そこを補ってくれるドライバーに替えようとスタート前に練習場で決心した。

「練習場で打ち比べたとき、今まで使っていたビッグバーサアルファドライバーと、この日使ったビッグバーサアルファ815ダブルダイヤモンドドライバーでは、同じような感覚で打てたんですけどね。815のほうがキャリーも出たし……」

 しかし、1番パー4のティグラウンドに立ったとき、練習場のときよりも明らかな違和感を覚えた。フェース面の色が違うのだ。もちろん、頭の中には入っていたが、今までシルバーだったフェース面がブラックに変わったことが、ここまで気になるとは思わなかった。それが響いたのか、1番のティショットはスイングの途中でクラブから右手を離す中途半端なスイングになった。ボールは右サイドに大きく曲がり、ボギーをたたく。

「最初に歯車が狂いましたね。同じミスを9番パー4でも犯してしまいました。ティショットを右に曲げてロストボールになったんです。まだクラブと友達になりきれていませんでした(笑)」

 今までと違うドライバーを持っているんだという意識が、どこか石川のスイングをよそいきに変えてしまったのだろう。最終日は、元のドライバーに戻すと誓った石川。ホールアウト後は、そのドライバーで必死に打ち込んでいた。

文・山西英希

ParOn.(パーオン)

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