藤本麻子、グッドプレーヤーからグレートプレーヤーへ

ParOn.(パーオン) / 2014年11月15日 18時6分

風の影響も苦にせず、絶好調のショットで3年ぶりの勝利を目指す藤本麻子 伊藤園レディス(2014)(2日目) 写真・佐々木啓

伊藤園レディス(11月14~16日、千葉県・グレートアイランドC、6639ヤード、パー72)

 2日目、原江里菜とともに首位に立ったのはショットが好調の藤本麻子だった。

 藤本はティショットでフェアウエーをはずしたのは1回だけ。アプローチショットも1回しかなかった。今日はラウンド中、風が舞ってジャッジが難しいという選手もいたが、

「確かに途中で風が変わりましたが、考えるほどではなかったです。いいショットを打てば関係ないレベルでした。前半のハーフはナイスショットもあったのですが、昨日より当たりが薄かったり、右に出てしまったところもありました。それでも、今までの経験を踏まえてうまく修正できたと思います。そういう意味ではボギーを打ってしまったのはもったいなかったですね」

 と、ショットの調子のよさを物語るコメントをしている。

 先週のミズノクラシックでは、昨年の同大会以来となる、普段は大山志保の帯同キャディを務めているデイナ・ドリュー氏にバッグを担いでもらった。1年ぶりに藤本のプレーを見たドリュー氏が、2日目のラウンド後、藤本に言ったことがある。

「昨年は、もっと100ヤード以内でスコアを作っていたよ。今は“グッドプレーヤー”だけど、もっと100ヤード以内を磨けば“グレートプレーヤー”になれる」

 元々、藤本自身も100ヤード以内が課題だと自覚をしていて、シーズンオフには重点的に練習をしている。しかし改めて指摘されたことで、現在やることも明確になった。100ヤード以内を徹底的に練習することで、クラブのボールへの入り方や弾道が安定するようになった。それがショットの精度へも結びついている。

 3年前に優勝した大好きなコース。マネジメントは完璧だ。

「ピンポジションによっては、あのときのことを思い出します。例えば、こっちからは難しかったな、って。自信がある、というより、周りを気にせずに明日は自分の今やることに集中してプレーしたいです」

 3年前は逆転優勝だった。同じコースでも今度は首位を守って優勝することができるか。

文・武井真子

ParOn.(パーオン)

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