鈴木愛が地元で2勝目の錦を飾れるか!?

ParOn.(パーオン) / 2014年11月22日 18時46分

高校卒業後このコースで3カ月アルバイトした経験が生きて、ベストスコアで首位に躍り出た鈴木愛 大王製紙エリエールレディスオープン(2014)(3日目) 写真・村上航

大王製紙エリエールレディスオープン(11月20~23日、香川県・エリエールGC、6428ヤード、パー72)

 国内メジャーの日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯でプロ初勝利を遂げた鈴木愛が、バーディラッシュで今季2勝目に王手をかけた。

 通算8アンダーの5位タイからスタートした鈴木は8バーディ、ノーボギー、自身のベストスコアに並ぶ64、通算16アンダーで単独トップに躍り出た。

 前半に3つバーディを奪い、後半の10番(パー4)、11番(パー5)で連続バーディ。そして、圧巻だったのは上がり3ホールの3連続バーディだった。16番(パー4)はピンまで残り40ヤードの2打目を58度のウェッジで70センチに寄せてバーディを奪うと、17番(パー3)は6メートル、18番(パー5)はピンまで50ヤードの3打目を58度のウェッジで1メートルにつけてきっちりスコアを伸ばした。

「ドライバーは曲がらないけれど不安があって、自信なく振っていたのですが、いいバーディチャンスを作ることができたのはよかったです」

 香川出身の鈴木にとって、今大会開催コースのエリエールGCはホームコースのようなもの。それは鳥取県の倉吉北高校卒業後、このコースで4月から8月頭までの約3カ月、アルバイトをしていたことがあるからだ。

 キャディマスター室での業務をこなしながら、利用客のプレーが終わったあと、数ホールコースに出て練習をこなした。他の選手よりもコースに慣れていることが、好スコアにつながっている。

「このコースはフェアウエーが狭いのでティショットが難しいんです。しっかりコースマネジメントができないとOBを打つこともあります。いかにティショットをフェアウエーに置くかで、バーディを取れるか取れないかが決まります」

 最終日の明日も、攻めの姿勢を忘れない。

「上位の選手は優勝経験のある実力者ばかりですが、私もルーキーらしく攻めるゴルフをしていきたいです。コースはよく知っているので、もっとたくさんバーディを取って優勝したい」

 そして最後にサラッと、こう言ってのけるのだった。

「最近、オーバーパーを打つ気がしないんです」

 少し鼻につく言葉かもしれないが、それだけ好調で、自信に満ち溢れている証拠。“ルーキー”は勝気であるほど光を放つものだ。地元の慣れ親しんだコースで、今季2勝目を鈴木は本気で狙っている。

文・キム ミョンウ

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