逆転キングを狙う3人はそろって伸び悩む

ParOn.(パーオン) / 2014年12月5日 17時15分

単独首位から4位に後退しても賞金王争いではまた一歩前進した小田孔明 ゴルフ日本シリーズJTカップ(2014)(2日目) 写真・村上航

ゴルフ日本シリーズJTカップ(12月4~7日、東京都・東京よみうりCC、7023ヤード、パー70)

 賞金王決定戦でもあるゴルフ日本シリーズJTカップ。4人に賞金王のチャンスが残されているが、2日目を終えて、賞金ランキング1位の小田孔明がまた一歩前進した。

 単独首位で初日を終えた小田は、この日は耐えるゴルフを強いられた。このコースはパー5でバーディが取りやすいが、小田は2つのパー5を取りこぼした。ティショットがフェアウエーに飛んでもボールに泥がついていて狙ったところに打てない不運も重なり、1バーディ、3ボギーの72とスコアを二つ落として、首位と1打差の4位タイと順位を落とした。

「難しい。耐えるゴルフっすよ。進行も遅くて、よく2オーバーで耐えたなというゴルフでした。4日間やっていれば、こういう日もある。でも二つ落としても首位と1打差というのは助かります」

 全体的にスコアが伸び悩み、小田は好位置をキープした。一方、小田を追う、藤田寛之、近藤共弘、岩田寛の3人も伸ばすことはできなかった。
 賞金ランキング2位の藤田は3バーディ、5ボギーの72で通算1オーバー、首位と6打差の18位タイ。

「パッティングがもう少し決まればいいのですが……。ショットとパットの状態がよくない。このコースはいいイメージがあるのに、イメージどおり打てないもどかしさがあります。明日はミスなくやりたい」

 賞金ランキング3位の近藤は、2バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの72で通算2オーバー、首位と7打差の20位タイ。

「11番で2日連続でダブルボギー。あそこで流れが止まってしまう。いいパットが入ってくれればいのですが、入らない。パットさえ入ってくれれば大きなスコアも出るようなコースなので、流れをつかみたい。ずっと我慢のゴルフなので。残り2日、気持ちを切り替えてやっていきたいと思います」

 賞金ランキング4位の岩田は、3バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの70。首位との差は1打縮まり、5打差の15位タイ。

「あまりパッティングがよくないです。グリーンも読みにくいですし。グリーンが速いところと重いところがあって、タッチが合わせずらい。上位が伸びていないのが唯一の救いです」

 3人とも逆転賞金王になるためには、優勝が絶対条件。残り2日で逆転優勝が可能な位置ではあるが、そろって歯切れが悪い。例年、ビッグスコアの出るコースだけに、小田にとって予断は許さないが、泣いても笑っても残り36ホールで勝負が決する。

文・小高拓

ParOn.(パーオン)

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