小田孔明「アンダーで回って笑って賞金王を取りたい」

ParOn.(パーオン) / 2014年12月6日 19時6分

明日は意地でもアンダーパーで回って笑顔で賞金王を取るという小田孔明 ゴルフ日本シリーズJTカップ(2014)(3日目) 写真・村上航

ゴルフ日本シリーズJTカップ(12月4~7日、東京都・東京よみうりCC、7023ヤード、パー70)

 今年の賞金王争いは終焉を迎えようとしている。

 逆転賞金王になるためには優勝しかない藤田寛之、近藤共弘、岩田寛の3人。近藤は、2バーディ、2ボギーの70と伸ばせず、通算2オーバーで3人の中では最上位の18位。藤田は、2バーディ、4ボギーの72、岩田は3バーディ、5ボギーの72と。そろって通算3オーバーの19位タイと順位を落とした。

「パットが全然ダメだからこういうスコアになっちゃう。ショットがいいのでスコアが出そうな雰囲気もあるんですけど……。流れが悪いから、このスコアになっちゃう」

 今季ここまで平均パット数1位の近藤だが、3日連続で30パット台。この日は、ワーストとなる34パットと、グリーン上に苦しんでいる。

 優勝すれば小田の順位に関係なく2度目の賞金王戴冠となる藤田は、春先から痛めている左肩の影響もありショット、パットともに調子が上がらない。

「肩は痛いというより、重い感じです。その分、腕が遅れてくる感覚になっています。問題はパッティング。今日も短いのを2つ3つ外しているのもいつもと違う。大事な日に伸ばし切れない感じです。最後はいいプレーを見せたいです」

 ホールアウト後も、パッティングとアプローチの練習をして最終調整を行ったが、すでに白旗を上げている状態だ。岩田も調子が上がらず「(今日のラウンドは)なにもないです」と肩を落としている。
 近藤は首位と9打差、藤田と岩田は10打差に開いた。ツアーでの逆転優勝最多差は9打差だけに、歴史的なプレーが求められる。

 俄然有利の状況となった小田だが、初のビッグタイトルを前に、思うようなゴルフができていない。前半2つのバーディで先行したが、その後は2ボギー、1ダブルボギーと、2つスコアを落として通算2アンダー、9位タイと優勝戦線から後退した。

「ただの優勝争いだったら、もっと普通のゴルフができたのかもしれないですけどね。最近は熟睡もできていません。明日は意地でもアンダーパーで回って、優勝争いを最後にして、笑って賞金王が取れたらいいなと思います」

 春先から賞金王宣言をしてきただけに、今までに感じたことのない重圧を受けていると。賞金王に加えて、ワールドランキング50位以内に入って、マスターズの切符を狙っている。この試合でトップ3に入れば大きく近づくだけに、小田にとっては、大事な最終日となる。

文・小高拓

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