LPGAチームが3年ぶりの勝利! 大山志保がMVP獲得

ParOn.(パーオン) / 2014年12月14日 17時58分

3年ぶりに優勝したLPGAチームの(左上から)大山志保、酒井美紀、成田美寿々、イボミ、アンソンジュ、申ジエ Hitachi 3Tours Championship(2014) 写真・鈴木祥

Hitachi 3Tours Championship(12月14日、千葉県・平川CC、男子3605ヤード、女子3097ヤード、シニア3526ヤード、パー36)

 今年で10回目を迎えるツアー対抗の団体戦。各ツアーの競技日程は終了し、イベント的要素が強い大会とはいえ、男子ツアーのJGTOチームはメジャー4戦中3戦のチャンピオンを揃え、女子ツアーのLPGAチームは賞金ランキング上位7人中6人が参戦。シニアツアーのPGAチームは、6人中4人が永久シード、さらに全員の国内勝利数を合計すると207勝と、いずれのチームも精鋭が集まり、ガチンコ勝負を繰り広げた。

 午前中の第1ステージはオルタネート方式のダブルス戦。最もギャラリーを沸かせたのは、青木功と中嶋常幸が組んだ第3組。前週、顔にケガを負いマスクをしての参戦となった中嶋が、

「(ケガしているし)欠場しようかな、と思っていたら、“12月はほかに試合がなくて収入がないんだから、稼いできてください。ギャラリーの皆さんはアナタの顔を見に来てるんじゃなくて、ゴルフを見に来るのよ”と妻に言われたので来ました」

 と笑いを取ると、今年、プロ生活50周年を迎えた青木も、

「あんまり50年、50年いうなよ!」

 と、随所で魅せる熟練のワザとともにギャラリーを盛り上げた。

 1組目の大山志保・成田美寿々組がトップで上がるなど、7.5ポイントを稼ぎ1位で折り返したのはLPGAチームだった。

 午後からの第2ステージはシングル戦。4組目の金亨成がイーグルスタートなど、JGTOが追い上げ、一進一退の攻防戦となった。

 そして、最終18番ホールで申ジエ、アン ソンジュ、イ ボミがバーディを奪取、ポイントを加算したLPGAチームが3年ぶり3度目の優勝を挙げた。

 MVPは第1、第2ステージともに勝ち星を挙げた大山志保。

「第1ステージでペアを組んだ(成田)美寿々ちゃんも私も、強気のパットが持ち味なのですが、今日はパットよりもショットがよかったですね。私は特に今年で一番じゃないかというほどドライバーの調子がよくて距離も出ていました。第2ステージは、小さいころからあこがれていた、尾崎直道さんと一緒の組でラウンドできたこともうれしくて、アドレナリンが出ちゃいました(笑)」

 試合後、倉本昌弘(JPGA会長)が、

「以前は、ミズノオープンや東海クラシックなど、女子と男子が同じ会場で試合をすることもあったのですが、今はこの試合だけが3団体が交流を持てる場です。楽しくプレーできました。チャリティという大きな意義ももちろん大切。よりギャラリーの皆さんにエキサイトしてもらえるよう、競技方法を再考したり、各ツアーのトップ6が確実に顔を揃える大会にしていきたい」

 と話したように、来季以降も真剣勝負を約束し、それぞれの2014年シーズンを終えた。

文・武井真子

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