満身創痍、小田孔明の長いシーズンが終了

ParOn.(パーオン) / 2014年12月14日 19時55分

50位に終わったが、強豪とのラウンドで収穫も得た小田孔明 タイランドゴルフ選手権(2014)(最終日)

タイランドゴルフ選手権(12月11~14日、タイ・アマタスプリングC、7488ヤード、パー72)

 日本のキングが最後に力尽きた。今年最後のラウンドでビッグスコアが期待された小田孔明だったが、猛チャージは不発に終わった。

 前半を2バーディ、1ボギーの1アンダーで折り返したが、後半は8ホールで4ボギー。最終ホールこそバーディで締めたが、ホールアウト後は疲れと安堵の表情が入り混じった。

「バテました。ダメでしたね……。後半はもう体のコントロールが効きませんでした。集中力が続かなかった。自分のショットができませんでした。もっと体力をつけないといけません」

 初の日本ツアー賞金王戴冠。年末時点のワールドランキング50位以内を目指して力を振り絞ったが、50位入りの最低目標トップ5はおろか、通算9オーバー、50位タイの悔しい結果となった。

「これで50位は厳しいですね。でも1年間よく戦ったと思う。ここはもう一回リベンジしたいですけど、自分に挑戦したし、来年につながると思う」

 長いシーズンを終えた小田。すでに来年の全英オープンの出場を決めているが、マスターズの自力獲得は今の時点で消えた。あとは、日本ツアー賞金王に通常与えられる招待を待つことになる。

 1年間全力で戦い抜いた小田。最後は真っ黒に日焼けしたな顔をほころばせ、素直な気持ちを打ち明けた。

「本当は自信を持って『王』といいたいところだけど、疲れた……」

 今大会ではバッバ・ワトソン、マーティン・カイマーをはじめ、アジアの強豪とのラウンドで収穫も多かった。日本のトップの誇りと、タイの地で得た希望と悔しさを胸に、来季は世界の舞台で飛躍してほしい。

文・高桑均

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