片岡大育、市原弘大は全英逃すも収穫あり

ParOn.(パーオン) / 2014年12月14日 19時53分

16位で大会を終え、アジアンツアーシード獲得に向けて最終戦に向かう片岡大育 タイランドゴルフ選手権(2014)(最終日)

タイランドゴルフ選手権(12月11~14日、タイ・アマタスプリングC、7488ヤード、パー72)

 これまではアジア地区最終予選会の形で、3月に2日間競技で開催されてきた全英オープンアジア予選会だが、来年の出場権からフォーマットが変更。今週開催のタイゴルフ選手権の上位12位までで、出場有資格者を除く上位4名が出場できるとあって、切符を手にするための熱い戦いが繰り広げられた。

 今大会には9名の日本人選手が出場したが、アジアンツアーと日本ツアーを股にかけて奮闘してきた片岡大育と市原弘大の二人が最後まで大健闘を見せた。

 大会前は最悪の状態と話し、火曜日は1日中ドライビングレンジで球を打ちづけた片岡。そのかいあって、初日から徐々にスコアを伸ばして最終的に通算1オーバー、16位タイで大会を終えた。

「先週までを考えれば上出来です。途中悔しいのはあったけど、今日もアンダーで上がれてよかったです。今まではこのコースは嫌いでしたが、これからまた来たいと思えるようになりました。今までは攻め方が分からなかったのが、今回でだいぶ分かりました」

 出だしを連続バーディ発進。その後はバーディとボギーを繰り返す内容ながら、手ごたえを得て次週のアジアンツアー最終戦、ドバイオープンに向かう。

「今回はやれている感じがしました。トップテンに入ろうという気持ちでやっていました。絶好調とはいえないけど、調子もよくなってきたので、来週うまくはまれるかどうかですね。シードへの望みはつながったので、チャンスをつかみたいです」
 一方の市原も、粘りのゴルフでこの日4バーディ、3ボギーで同じく通算1オーバー、16位タイで今季を締めくくった。

「バタバタでしたが、なんとかいいプレーができました。初日の前半の42のあと、そこから5アンダーで回れたのは、ゴルフの状態を考えたら十分です。もったいないのも多かったですが、御の字です」

 以前からアジアンツアーに積極的に打って出ている市原。今季、アジアのシード権獲得はならなかったが、今後の参戦も見据えて来月のQスクールから再挑戦を目指す。

「オフはしっかり走りこんで、トレーンングをします。1カ月もありませんが、来年はQスクールから。今年の大きな収穫はおととしまでの長尺パターから普通の長さに替えて一年やれたこと。日本のシードも取れたし、欲をいえばもっとあるけど、最高のシーズンでした」

 ともに日本の来季賞金シードを獲得している二人。アジアンツアーの賞金シード権獲得に向けて中東の地へ飛ぶ片岡。来月のアジアンツアーQスクールに再び挑む市原。二人をはじめ、今大会に出場した川村昌弘、塚田好宣、谷範憲ら多くの選手がアジアに挑戦している。日本のような恵まれた環境にないジアンツアーだが、厳しい環境にもまれた彼らが、今後の日本ゴルフ界を引っ張っていってほしい。

文・高桑均

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