横峯さくらが出場権を得たファイナルQT その他の通過選手も実力者ぞろい!

ParOn.(パーオン) / 2014年12月23日 18時0分

アマチュアランキング1位だったミンジー・リー

 米LPGAツアーのファイナルQTで、11位タイの横峯さくらを含む上位20人が2015年シーズンのフル出場権を獲得した。トップ合格を果たしたのはアリソン・リーとミンジー・リーの二人。そろって韓国系ではあるが、アリソンはネイティブのアメリカンで、ミンジーはオーストラリアンだ。

 18歳のミンジーは12年に全米女子ジュニアに勝ち、13、14年とオーストラリアアマチュア選手権を連覇、14年2月に世界アマチュアランキング1位に就いた。日本で9月に開催された世界アマチュアゴルフチーム選手権では、オーストラリアの大逆転に貢献したから、名前に聞き覚えのある読者もいるだろう。その直後に満を持してプロ転向し、メジャーのザ・エビアン選手権ではプロとしてプレー、堂々の16位タイに食い込んだ。

 一方、19歳のアリソンもアマチュアのエリート街道を歩んできた。カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のバレンシア出身で、UCLAでプレーしていた。数々のジュニアタイトルを手中に収め、14年はメジャーのクラフトナビスコ選手権(来季からANAインスピレーション)で29位タイに入った実力だ。
 そしてもう一人話題を集めたのがタイガー・ウッズの姪(めい)、シャイアン・ウッズだ。12年にプロ転向したが、今回のQTで11位タイに食い込み、初の出場権獲得を果たした。

 同じ週に腰痛からツアー復帰を果たしたタイガーも、ニュースを耳にすると「素晴らしい! ものすごく誇りに思うよ」と大喜び。すぐに電話をかけて、お祝いの言葉を送ったという。24歳のシャイアンはタイガーとそっくりの大きな目が魅力的。強くなれば米女子ツアーで大人気になるのは間違いない。

 惜しくも28位タイと準シードに甘んじたのは、英国出身のチャーリー・ハルだ。18歳のハルは昨年のソルハイムカップでポーラ・クリーマーを下すなど活躍し、注目されていた。しかし序盤戦で上位に食い込めば、5月のリシャッフル(日本でいうリランキング)で出場試合を増やすことも可能だ。

 日本から挑戦し、唯一出場権を得た横峯は29歳とあって、若手が台頭する中ではベテランともいえるが、その名前はすでに米ツアーでも知られ、注目度も高い。横峯もリシャッフルの対象だから序盤から活躍したいところ。来季のルーキーは大物ぞろいだから開幕から目が離せない。

文・武川玲子
週刊パーゴルフ(2015年1月6・13日合併号)掲載


武川玲子(たけかわ・れいこ)
大阪府出身。米国を拠点に、米PGAツアーと米LPGAツアーを中心に精力的な取材活動を続けている。ParOn.だけでなく週刊パーゴルフでもコラム等を執筆中!

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